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編集長ブログ

議員の不倫問題に思う

2017.09.09

政治

2コメント

政経電論の編集スタッフから
ブログに書いて欲しいテーマが挙がってくる。

今回は、山尾志桜里氏の不倫疑惑についてだった。
政策を議論する国会議員に
このような問題があって、
政治家としての手腕に影響するのか、
というものだ。

結論を言えば、不倫をしてようが、
国会議員として、卓越した政策遂行能力があれば、
それは問題ないのでは?
ということにならないか?

ま、道徳的には不倫を進めるものではないが、
僕は個人の自由だと思っている。

そりゃ、家庭内や、その周りの人がそれを認めなければ
当然、ダメだが、他人がとやかくいうものでもなくね?
と思ってる。

僕の読者がたくさんいたなら、炎上する(特に女性は許さんだろうなぁ)
だろうけど、残念ながら、そんなにたくさんの読者がいないので、
これはスルーされるけど、、、(自虐的だ)

選挙で選ばれる国会議員だから、
当然、選挙民がそれを享受しなければ
そもそも、国会に登院できないのだから、無理なんだが。

とはいえ、日本の社会において、
(概ねヨーロッパはこういう問題にはおおらか)
この問題(不倫)は許されないだろうから、アウトなんだろうけど。

それよりも、山尾氏はその脇の甘さが
僕にとってはアウトだ。

何もかも捨てても、一緒になりたい相手だったら、
リスクを冒しても、会えばいい。
(重ねて言うが、家庭内の問題は関知しない前提だ)

しかし、文春に見つかったら、
その見苦しい言い訳は国会議員としてないだろう、と僕は思う。

潔く認めて、真実を話せばいいのに。
万が一、彼女が言うことが真実であれば、
徹底的に記者会見をして(質疑も受け続け)、
疑惑を晴らせば宜しい。

それができないなら、このような疑われるような行動は
慎むべきだ。

終わった政党とはいえ、
民進党が代表選を行い、支持した前原氏が
代表になろうかというときにこれでは、
この人に国の大事を任せようとは思えないわな。

かつて、今井絵理子議員や宮崎謙介前衆議院議員の不倫を
厳しく追及したんだから、、、

そして、議員を辞めずに離党する、
って、いつも言うけど、意味が分からない。

国会議員は国民の負託に応える義務があり、
党のお世話になっている、と考えるのは間違いだ。

迷惑をかけた(と言ってる)ならば、
離党ではなく、議員辞職が当然だ。
(僕は、わきが甘く、嘘っぽいことを言っているので、
議員の資格はないと思うが、不倫で辞職する必要はないと思っている。)

まあ、この問題で、更に民進党の打撃が広がり、
このセンスのないダメな党が解党して、
自民党に対峙できる野党ができることを望む。

そうなったら、山尾氏も浮かばれるのでは?

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2コメント

Nature

政治家、タレント、一般の人、立場は問わず批判されて然るべきだと思います。
知人が、「橋本元市議のほうが総合的にゲスなのに、なぜ山尾議員のほうが大々的に叩かれているのか」と言っていました。色々考えましたが、確かに、、、と思いました。

2017.09.12 2:42 am

jigo.

不倫していることと政治家としての能力は何も関係ないはず。山尾議員がたとえ不倫していたとしても離党する必要はないと思います。かつてほかの政治家を追及したことについては謝罪した方が応援する気になると思いますが、やっぱり世間的にはマイナスなのかな?

2017.09.11 7:23 pm

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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