政経電論〈政治・経済を武器にする“解説”メディア〉

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社会に出る前に持つべきもの[学生よ、武器を持て]

電子雑誌「政経電論」第11号掲載
2015年07月10日
読了時間: 約02分30秒

言葉に重みを与えるのは"経験"だ。なまじ年が近い先輩や上司に言われるとカチンとくるかもしれないが、50歳以上離れていたらどうだろう。彼らに話を聞く機会は絶対的に失われつつある。言葉の重みが違う、戦争経験世代からのメッセージに耳を傾けよう。

経営学者・野田一夫
夢や願望ではない、"志"を持とう

 僕は学生時代に、日本の大学教育に失望していたこともあって、その後、大学改革に取り組んだ。今の学生はまじめだけど、総じて受動的。魅力のない教授たちに教えてもらう学生も不幸だが、もっと能動的にぶつかり合うエネルギーが欲しい。

 僕を師事したベンチャー経営者たちには、"志"を持ったという共通点がある。夢や願望とは違い、具現化するための高邁で固い意志のことだ。孫くん(ソフトバンク社長)や南部ちゃん(パソナ代表)、澤ちゃん(H.I.S.会長)たちは志を持ち続けたから今がある。

野田一夫プロフィール野田一夫(のだ かずお) 1927(昭和2)年6月22日、生まれ。東京大学社会学科卒。さまざまな大学や機関の設立にかかわり、立教大学教授、マサチューセッツ工科大学ポストドクトラル・フェロー、財団法人日本総合研究所理事長、宮城大学初代学長、多摩大学名誉学長などを歴任。ソフトバンクの孫正義、H.I.S.の澤田秀雄、パソナの南部靖之らが"師匠"と慕う稀代の経営学者。『悔しかったら、歳を取れ!』(幻冬舎ゲーテビジネス新書)ほか著書多数。

企業経営者・清水信次

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