×

編集長ブログ

国難突破解散?

2017.09.26

政治

1コメント

昨日、安倍総理が衆議院解散を表明した。

名付けて「国難突破解散」とのこと。

憲法7条に
天皇が内閣の助言と承認により、「国民のために」国事行為を行う
ということで、その中に衆議院解散がある。

天皇陛下は、政治に関わらないので、
内閣が決めれば、事は運ぶ。

しかし、よほどのことがない限り、この解散権を使うのは
いかがなものかと思う。

でも、解散を表明した以上、そのことを言っても仕方がない。

ただ、野党は唯一の政経奪還のチャンスなので、それを生かさない手はない。
ま、センスのない民進党(しかも、自由党とまた一緒になるとか訳がわからんし)や、
共産党など、他の野党ではそれもおぼつかないだろうが。

おっと、脇に逸れた。今日は昨日の解散会見についての感想だった。

因みに僕は政経電論の創刊号でも、
安倍総理に表紙に出てもらい、
大変お世話になっているし、
個人的には大好きで応援もしているが、
政治に外から携わるものとしては、
どうも納得が出来ないので、言わねばならないということを付け加えておかねば。

信を問うほどの内容があるんかいな?
というのが率直な感想だ。
北朝鮮のミサイル挑発など、安全保障上も国民に信を問う、と言うが、
それは、ずっと続いていることで、今か?と思う。

消費税の使途が変わるので、と言うが、
それは、来年の任期いっぱいの時でも間に合う気がある。。

うーん、よくわからん。
国難はいつもじゃないか?
その度に選挙してたら、それこそキリがない。

とにかく、イギリスのように首相の解散権を縛るべきだ。

今日は以上。

前のページ

希望の党に希望はあるか

次のページ

希望と民進合流報道

1コメント

Nature

人づくり革命を柱に幼児教育無償化をうたってますが、財源は税率引き上げで得る税収増分なんですね、。昔に比べて現実味のある生産性革命も魅力に映る人はいる気がします。注目度がいつも以上に高い今回の選挙こそ、若い人たちが政治参画するチャンスだとは思います。

2017.09.27 12:51 am

政経電論の新着記事

  • 「医師の働き方改革」にも寄与 医療現場を革新する医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」

    2023.12.14

  • パラスポーツのサポートを通じて次世代が活躍できる環境を【三菱商事の社会貢献活動50年】

    2023.12.1

  • ボーダーレス化が進む電機業界と自動車業界【CEATEC2023】

    2023.11.30

  • 物流・運送業界の労働時間問題に挑む、自動運転レベル4のダンプカー

    2023.11.24

  • クルマを超えた「モビリティ」 自分に合った乗り物を探す時代へ

    2023.11.24

佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

新着記事︎

  • 女性局フランスへ

    2023.08.04

  • シーリング効果

    2022.12.07

  • ロシア産原油輸入に上限価格設定

    2022.12.05

  • 記事一覧へ

カテゴリー

RSSフィード