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経済ジャーナリスト

森岡英樹 もりおか ひでき

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年4月、ジャーナリストとして独立。一方で、公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(埼玉県100%出資)の常務理事として財団改革に取り組み、新芸術監督として蜷川幸雄氏を招聘した。

大企業と中小企業で賃上げ対応に格差 実質賃金が物価上昇に追いつかず

大企業と中小企業で賃上げ対応に格差 実質賃金が物価上昇に追いつかず

厚生労働省が5月9日に発表した3月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比2.9%減と、12カ月連続のマイナスとなっ...

2023.5.26

日銀・植田新総裁の目指す金融正常化の課題 “異次元”の金融政策は何をもたらしたか

日銀・植田新総裁の目指す金融正常化の課題 “異次元”の金融政策は何をもたらしたか

日本銀行の総裁が10年ぶりに交代した。前任の黒田東彦氏は総裁就任時、“異次元”金融緩和を打ち出して物価安定を目指したが、頓挫する形となった。この10年の金...

2023.5.11

デジタル円で賃金が振り込まれる日

デジタル円で賃金が振り込まれる日

新入社員を迎える季節だが、それを待つようにデジタルマネーで賃金を支払うサービス、いわゆる“賃金のデジタル払い”が2023年4月から解禁された。銀行口座を介...

2023.4.17

クレディ・スイスショックの後遺症 世界的な金融システム不安に日銀の出口は遠のく

クレディ・スイスショックの後遺症 世界的な金融システム不安に日銀の出口は遠のく

スイスの金融大手クレディ・スイスがUBSに救済買収されたことで辛うじて金融システムは守られた。一方、アメリカのシリコンバレー銀行、シグネチャー銀行の連鎖破...

2023.3.28

日銀新総裁に植田和男氏起用の舞台裏 なぜ雨宮氏は固辞したのか

日銀新総裁に植田和男氏起用の舞台裏 なぜ雨宮氏は固辞したのか

「日銀新総裁 大山鳴動して安全パイの経済学者に落ち着く」――。岸田政権が決めた日銀の新体制はこう表現できるような布陣となった。舞台裏ではポスト黒田の金融政...

2023.2.25

地銀は1県1行に集約される 地銀再編が本番入り

地銀は1県1行に集約される 地銀再編が本番入り

コロナ禍の経済対策として実施した無担保無保証融資(ゼロゼロ融資)の返済は2023年から本格化。大手信用情報機関の調査によれば、実質破綻状態でありながら事業...

2023.2.16

【2023年の経済】4月、政府・日銀のアコード見直しに注目

【2023年の経済】4月、政府・日銀のアコード見直しに注目

「卯は跳ねる」というのが、株式市場の格言だが、2023年の日本経済も「卯」のように飛躍できるだろうか。 年の前半にイベント目白押し 鍵を握る3大イベントは...

2023.1.5

徳川家康になれるか孫正義?

ソフトバンクグループが11月11日に発表した2022年9月期の連結決算(国際会計基準)は、最終利益が1290億円の赤字(前年同期3635億円の黒字)となっ...

2022.12.6

「出口戦略」のババをひくのは誰? 本格化する次期日銀総裁・副総裁人事

「出口戦略」のババをひくのは誰? 本格化する次期日銀総裁・副総裁人事

2023年4月に任期を迎える日銀の黒田東彦総裁の後任人事が本格的に動き出した。本命は副総裁の雨宮正佳氏の総裁昇格だが、その前に立ちはだかるのがほかでもない...

2022.12.6

海外ヘッジファンドは日銀の早晩政策転換を予測 日本国債は大丈夫か

アメリカや欧州が金利引き上げるなか、金融緩和を維持する日本とのギャップで円安が進む。市場は、日銀が今後、金融緩和を維持するか利上げに転じるかに注目している...

2022.8.2

円安は良いのか悪いのか? 日本の金融政策の分岐点

円安は良いのか悪いのか? 日本の金融政策の分岐点

急激な円安が進む。日米の金利差が大きな要因とされ、日銀・黒田総裁の金融緩和継続を受けて4月28日の東京外国為替市場では、約20年ぶりの円安・ドル高水準にな...

2022.5.2

“ポスト黒田”の金融政策はマイナス金利の解除に期待

“ポスト黒田”の金融政策はマイナス金利の解除に期待

2013年3月に日銀総裁に就任した黒田東彦氏は、大規模な金融緩和を実施し株価を押し上げた。一方で物価は目標まで上がらず、マイナス金利政策が長期化することで...

2022.3.11