子育ての“当事者”は誰?
事件を事件で片づけないために
児童虐待、児童相談所の建設、仕事と育児の両立、社会福祉など、昔と比べて子育てに関する問題が顕著になった。なぜ? もしかしたら、核家族化が進行したことによる閉鎖感や、蔓延する自己責任論も要因のひとつかもしれない。これらはもはや一家庭ではなく、社会全体で考えるべき問題ではないだろうか。