第一線の経営者から「仕事への志」を学ぶ　次代人財養成塾開講

「就職活動の形骸化が進み”内定を取ること”を目標にした学生が増え、入社後の早期退職者が増えています。原因は”就職がゴールになっている”からです。そうならないためにも、学生は早い段階から『自分はこれから何を目指して生きるのか、働くのか』という命題に向き合う必要があります。『One-Will』は第一線で活躍する経営者を通じて、夢やビジョン、自分の強みなど、『仕事への志』を育てていく場所なのです」と髙橋塾頭。

「One-Will」のカリキュラムは主に3つ。Basis（基準）では、第一線で活躍する経営者が「働く意義」についての知識を共有する。Experience（経験）では、成長意欲の高いベンチャー企業を中心に3日間の企業実習（調査型職場体験）。Planning（設計）で、「目標達成トレーニング」の手法を学ぶといった内容だ。

「これらは既存の教育システムの中で教えられるものではありません。カリキュラムを通じて”自己規律”の心を養い、『軟弱でない人間』を作り上げていきます。また、学生生活では決して出会うことのない第一線の経営者に触れ、彼らの20代、30代の経験を聞くことは、今後の人生に大きな影響を及ぼすでしょう。人の成長は『環境』によって大きく左右されます。上昇志向の仲間たちと共に切磋琢磨すること。この環境に身を置くことこそが成長への近道なのです」

大学生はもちろん、企業側のメリットも大きい。「One-Will」を修了した学生は、事業計画書を読み込み、経営理念を理解して企業選びを行うようになる。企業側としてはミスマッチや教育の手間が省けるだけでなく、むしろ即戦力にもなりえるという。では、「One-Will」の目指すべきところは一体どこなのだろうか？

「まずは、5年以内に『One-Will』を世に認知してもらうこと。そして、修了証があれば『説明会はパス。最終面接のみ』と言われる程、多くの質の高い人財を輩出していきます。就職媒体に代わる、早期から『仕事への志』を育てる環境を作り上げたいですね」。将来、修了生からソニーやホンダのような世界企業を作る人財が生まれるかもしれない。今後も、その動向に注目していきたい。

講師からのメッセージ

【名誉塾頭・特別講師】アフラック　創業者・最高顧問　大竹美喜

人生の中で一度は「自分の生きる道」を真剣に考える時期が必要だと、私は思っています。大切なのは「考えること」。「考えることから逃げない」そのことが、あなたを成長させるのです。

【特別講師】株式会社ネクシィーズ　代表取締役社長　近藤太香巳

若者には成功者を夢見てもらいたい。少し背伸びをしてでも。成功者とは目標や希望に向けて、たゆまぬ努力をし続けた成長者の姿です。夢と希望を持って、情熱一心に駆け抜けていってください。