政治

シンガポールが懸念する中国と周辺国との摩擦

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尊徳編集長の解説でニュースが”わかる”!
Q.TPP交渉とは自由貿易(関税)の交渉ではないのですか? 領有権も関係するのでしょうか?
A.関係する、といえば関係するでしょうけど……。この記事では、TPPと領有権は別の案件として答えてます。

 TPPに関しては、政治決断をして進めよう、との提言です。
 もともとシンガポールは自国に有力な産業がないなか、リー・クワンユー首相が強烈なリーダーシップで自由貿易や、金融政策で富を稼いできた国です。自国の農業を守る、ということもなくてすむからTPPを進めるのはメリットになります。他の国もメリットは多いですけど。

 領有権に関しては、中国が周辺国との摩擦を引き起こしているので、ASEANの一国として懸念を示している、ということだけです。(佐藤尊徳)
[参考:「TPP 政治決断を シンガポール首相 領有権ルール必要」(日経新聞1面 2014年5月21日)]

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