政治

ここまで来たら憲法改正を―第3次安倍内閣

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12月24日、第188特別国会が召集。衆参両院本会議での首相指名選挙の結果、安倍首相が第97首相に選出され、第3次安倍内閣が発足しました。

政治資金問題で野党の追及を受け、防衛相兼安全保障法制担当相への再任を固辞した江渡聡徳氏を除き、第2次安倍内閣改造内閣の閣僚17人が再任されています。
経済政策を最優先し、デフレ脱却を目指すとのこと。

ニュースが”わかる”尊徳編集長の解説

Q.ほとんどが再任されるなら、何のために解散したのでしょうか?

A.ね、わけわかんないよね。

 内閣改造は9月にしたばかりだから、さすがに党内の情勢も踏まえて変えるわけにはいかなかったでしょう。2閣僚(小渕優子元経産相、松島みどり元法相)が辞任して、江渡氏の政治資金の問題の追求(今回、防衛大臣辞退)、増税延期(アベノミクス失敗?)の批判などをかわすために、野党の準備が整っていないうちに解散してしまえ、という感じでしょ。
 しかし、結果がすべて、国民はだらしない野党よりも、安倍与党を選んだ。そういう結果。

Q.経済政策を最優先にするようですが、編集長は第3次安倍内閣に何を期待しますか?

A.経済を最優先にするのは国民がそう望んでいるから。でも、安倍首相は自らの政治使命のために、経済を最優先にしてるだけだと思う。

 ここまで来たら、2015年の参議院選挙も大勝(3分の2)して、憲法改正をしてほしい。歴史的だし、もうチャンスはないかも。
(佐藤尊徳)

[参考:「首相『強い経済取り戻す』 第3次内閣発足」(日経新聞1面 2014年12月25日)]

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