「働く」って何?を語るイベント開催
就職活動する大学生は、何を知りたいのだろう? ネットで企業を調べたり、OB訪問をしたりする学生は数多くいるが、それはフラットな情報や雇用される側の意見を知るにとどまる。肝心な雇用する側の考えまではわからない。そこで政経電論は考えた。「社長に直接聞けばいい」。
さまざまな企業とつながりを持つ尊徳編集長が、学生にも人気の高い経営者、サイバーエージェント(CA)の藤田晋社長をキャスティング。さらに社員6人にも来てもらい、「働く」ことについてディスカッションしてもらった。
場所はCA本社のセミナールーム。数十名の大学生を前に、「『働く』って何?」をテーマに語り合う。藤田社長は社員に対してとてもフランクで、社員も自然と饒舌に。ネットでは厳しい一面を自ら語っていた藤田社長だが、尊徳編集長の言う「ひょうきんなやつ」という表現のほうがしっくりくるかもしれない。
観覧する大学生はもちろん、社会に出て10年以上たつスタッフも感嘆する意見も多く、会場の誰もが前のめりで聞き入った。
サイバーエージェント藤田社長と語り合う「働くって何?」
インターンシップ支援サイト・ガクバインターンと政経電論がコラボし、大学生に向けたイベントを企画。藤田社長と社員6名のトークセッションを行った。(2014年11月18日開催)
ゲスト/藤田晋、社員6名(サイバーエージェント)、ファシリテーター/佐藤尊徳(政経電論)
“気づき”を武器に就活!
これまでであれば、大学3年時の12月に会社説明会が解禁され、ちょうど今頃は慣れないリクルートスーツに身を包んだ学生たちを見かける時期。だが、政府の指導で2016年卒業予定の学生(今3年生の人たち)から、解禁時期を3年時の3月にずらすことになり、1月現在、世間的に就活ムードはほとんどない。
そんななか、観覧に訪れた学生たちのモチベーションはかなり高いといえる。実際、質疑応答ではたくさんの手が挙がり、こういったイベントの需要の多さがうかがえた。
政経電論が今回のイベントを開催した目的は、大学生に、働くことに前向きになってもらうため。実際に”気づき”を得たという学生も多く、手応えを感じることができた。ただいま第2弾も計画中、興味のある企業があればどしどしご意見お寄せください!