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約3万5千人の会員データが築き上げたライザップメソッド

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「体重に着目した減量」「有酸素運動」「カロリー制限」といった従来のダイエットの常識を見直し、科学的根拠に基づいた独自の方法論を確立してきたライザップ。約3万5千人の会員データに支えられたボディメイク術の神髄に迫る!

基礎代謝の高い身体をつくる

「基礎代謝量」とは、運動をせず安静にしている状態で、体内で消費されるエネルギー量のことを示し、1日の総エネルギー消費量の約60%を占める(参考:e-ヘルスネット/厚生労働省)。ボディメイクは、その基礎代謝量を上げ、やせやすい体質になることが不可欠だ。それには筋肉をつけることが近道。

“食事の量とカロリーを減らす”ダイエットでは、脂肪と一緒に筋肉も減少し、基礎代謝量が上がらないだけでなく、身体のコンディションも落ちやすい。だからライザップは、体重から脂肪量を除いた「除脂肪体重」(筋肉、骨、内臓組織の重量)を増やすことを重要視。脂肪を減らし、筋肉を増やすトレーニング、食べながらやせられる食事プログラムを構築している。

基礎代謝の変化量安静時代謝量(RMR)とタンパク質とミネラルの関係

★POINT 「除脂肪体重」と「筋肉量」に着目して、やせやすい体質に

また、トレーニングの種類によって基礎代謝量が変化することにも着目。ライザップがメインに据える筋力トレーニング(無酸素運動)は基礎代謝量が増えるが、ウォーキングやランニングなどの持久トレーニング(有酸素運動)は、トレーニング中のカロリー消費には効果的な一方、基礎代謝量は逆に低下する。”やせる体質づくり”という点では、筋力トレーニングの方が有効だ。

トレーニング別の基礎代謝の上下トレーニング別の基礎代謝の上下

効果的に筋肉を増やす

ライザップでは、トレーナーがゲスト一人ひとりの身長、体重、脂肪量、筋力を考え、最適な負荷をグラム単位でコントロールし、トレーニングメニューを設計する。その際に大事なのは、セット数を2-3セットにすること。1セットでは筋力強度の伸びが小さいし、4-5セット以上やってもそれほど大きな伸びは無いからだ。

また、1セットの内容も、トレーナーのサポートがあると無いとでは筋活動の高まりが違う。自分ひとりで限界までやったときと比べ、サポート時は約25%も筋活動がアップする。

筋力トレーニングとセット数の関係性筋力トレーニングとセット数の関係性

★POINT 効率的に筋力強度を上昇させるトレーニング設計

減量後も太りにくい身体

ライザップのメソッドによりつくられた基礎代謝量の高い身体は、それだけで”太りにくい”。減量に成功しても、暴飲暴食をすれば当然太るが、ライザップで身につけたリバウンドしにくい身体と知識を活用すれば、シンプルに体重・体型の維持が可能なのだ。