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経済

日本のポジションがわかる航空業界いろいろランキング&キーワード/ガチンコ!航空業界

電子雑誌「政経電論」第13号掲載
2015年11月10日
読了時間: 02分30秒

売上規模が大きいからといって顧客満足度が高いとはいえないのが空の市場の不思議な点で、中小国のエアラインの存在感も見逃せない。加えて近年は中国勢が各項目でランクインを果たし始めている。

満足度

長距離エコノミークラス・キャビン

長距離エコノミークラス・キャビン

長距離ビジネスクラス

長距離エコノミークラス・キャビン※エアラインレイティング社(豪州)2015年ランキングより

 メガキャリアが見当たらないが、彼らのサービスが悪いのではなく、ニュージーランドやシンガポール、キャセイなどがこれを上回る"おもてなし"を提供しているから。本国(地域)の市場が小さいキャリアは、国際競争力を高めなければ生き残れないのだ。

売上高(公開企業/億ドル:2014年)

売上高※フォーブス「世界の大企業2015」より

 売り上げ5兆円規模の上位4社は「メガキャリア(巨大航空会社)」と呼ばれ、ANAとJALが束になっても届かない。中でも世界最大市場の北米を拠点に構える米3社は絶大だ。また高度成長を背景に近年中国勢も台頭。

年間搭乗者数(万人:2014年)

年間搭乗者数

 2位のサウスウェスト(SWA)、6位のライアンエアー、8位のイージージェットなどのLCCがトップ10入りしているのに注目。特にSWAはダラスを拠点に全米にネットワークを構築、米メガキャリアを脅かす存在に。

年間定期便旅客キロ(億キロ:2014年)

年間定期便旅客キロ※乗客1人が1キロ飛べば「1キロ」と算定

 注目は3位のエミレーツ(ドバイ)。欧州とアジアの中間・中東が拠点、という地政学的な優位性と、産油国に囲まれ燃料が安いという利点、さらに高品質のサービスを武器に長距離路線で存在感を増している。

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