体調管理に気づきを 健康に興味が無い人こそ行くべき「ファンケル 銀座スクエア」

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体調管理に気づきを 健康に興味が無い人こそ行くべき「ファンケル 銀座スクエア」

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ニューノーマルな生活様式のなかで体調や体型の変化が気になり、健康維持・向上のために対策をする人が増えている。生活習慣の見直しや健康食品・グッズの利用、休息の取り方の工夫など対策はさまざまあるが、「自分に合ったヘルスケアとは何か?」その答えを見つける場として「ファンケル 銀座スクエア」がある。ここはファンケル史上、最高峰の健康体験ビルで、ユーザーが自分の健康度をチェックし、最適なヘルスケア法を見つけることができる。ファンケルがユーザーの“体験価値”に重きを置く理由について取材した。

ユーザーに体験価値を提供する最先端コンテンツが充実

「ファンケル 銀座スクエア」 (東京都中央区銀座5丁目8-16)は、ファンケルブランドの中核を担う旗艦店として2003年に開業。買い物ついでに立ち寄る人から長年の愛用者、近年は外国人観光客にも多く利用されてきた。開業時から対面カウンセリングやヘルスチェックなどには力を入れていたが、社会変化や人々のニーズに合わせて2020年8月に全館リニューアルし、最新デジタル機器やコンテンツを導入するなどして、体験の質と種類をさらに高めている。

さまざまなものがオンラインへシフトする昨今、なぜ現地での体験にフォーカスするのか。広報の森貴英さんに意図を尋ねた。

「『ファンケル 銀座スクエア』は、ユーザーが実際に体験することで気づける『美と健康』の可能性を提案しています。今はオンラインで商品を購入する人が増えていますが、やはり対面でカウンセリングを受けて納得した上で購入したいというニーズも変わらずあります。また、サプリメントや化粧品が自分に合っているのか、しっかりと効果が出ているのか知りたいというニーズも高い。

そういったニーズに対しては、自分の健康状態を主観ではなく客観的な指標で確認したり、データに基づくカウンセリングで理解や納得を深めたり、心と身体に良いものを食べて満たされたりといった体験がより重要だと考えています」(森さん)

体調管理に気づきを 健康に興味が無い人こそ行くべき「ファンケル 銀座スクエア」
6階の「パーソナルカウンセリング」の様子

誰でも気軽に健康度をセルフチェック

「ファンケル 銀座スクエア」は、サプリメントや化粧品の販売、カウンセリング、コンテンツ体験、飲食店が複合的に入った全11フロアからなる。

4階の「サプリメントショップ」には、血管年齢や野菜摂取充足度を測る「ベジチェック」、骨の健康度を測定する「骨ウェーブ」、生活習慣に関する簡単な質問に答えると健康状態とアドバイスを教えてくれる「ヘルシーライフチェック」等の測定機器があり、誰でも自由に使うことができる。使い方は測定器に指先や手のひらをのせたり、タッチパネルで回答したりする簡単なものばかりだ。

4階「サプリメントショップ」
ファンケルのサプリメントがずらり。新しいサプリメントとの出会いがあるかも

ファンケル 銀座スクエアの桑山晃一さんは、「特にベジチェックが人気です。手のひらの皮膚にセンサーを当て、体内のカロテノイド(緑黄色野菜などに多く含まれる赤や黄の色素)の量を測定します。普段野菜を食べているつもりでも測定で足りていないことがわかり、驚かれる方もいます」と話す。

確かに数値で示されると納得感があり、「今日から意識して野菜を増やそう」とか「サプリメントで補充しよう」という具体的なアクションにつながりやすい。生活改善やサプリメントの相談をしたい場合は、近くにいるスタッフに声を掛ければ、その場で簡単なカウンセリングも受けられる。

7階の「元気ステーション」は、ゲーム感覚で健康状態をチェックできる無料のデジタルコンテンツが全6種類。片足立ちで体幹のバランスを測ったり、画面のインストラクターの動きをまねて筋力・柔軟性を鍛えたりなどの体験が楽しめる。ちなみに、コンテンツ制作やショールームの空間演出はソニービジネスソリューションとの共同開発だ。

7階「元気ステーション」
恥ずかしがらずに“まねっこ”するのがポイント

桑山さんのおすすめは、深呼吸のレッスンをしてくれる「SUU-HAKU(スーハク)」。

「深い呼吸をすることでリラックスしたり、脳に酸素を送ってリフレッシュしたりできます。日本人は呼吸が浅い人が多いといわれている上に、今はマスク生活で呼吸が余計に浅くなりがちなので気をつけたいですね」(桑山さん)

グルテンフリーやSDGsを考えたグルメ空間

“食べる体験”も人気だ。ビル内には飲食店が3つあり、いずれもここでしか味わえない「美と健康」をテーマにしたメニューを提供している。

地下1階の「FANCL BROWN RICE MEALS」は玄米イタリアンの店。イタリア料理は小麦を多く使うが、それを玄米・発芽米で代用することで完全グルテンフリーを実現している。小麦アレルギーの人だけでなく、健康を気遣うすべての人に優しいメニューが揃う。「オズモールアワード」の「レストランのおひとりさま口コミランキング」で上位にランクインするほどの人気。

肌荒れや不調の原因にもなるというグルテンは不使用
地下1階「FANCEL BROWN RICE MEALS」

8階の「フォレストカフェ」ではファンケルのSDGsの取り組みを体感することができる。

「提供しているコーヒーは、スタッフが1万杯のコーヒーを飲み比べて選び抜いた自信作です。豆はコロンビアの女性グループが運営する農園で栽培されたものを、生産者と直接取引をするダイレクトトレードで仕入れています。クッキーは障がい者施設で手作りされたもの。売上の一部はそれぞれの生産者に還元し、支援に活かす仕組みになっています」(桑山さん)

店内を見回すと、インテリアの木製ラックに間伐材を活用するなど環境に配慮した取り組みが見つかる。

「このカフェでSDGsに関心を持つようになり、『少しでも社会の役に立つなら』とリピートしてくれるファンの方もいらっしゃいます」(森さん)

8階「フォレストカフェ」

9階の「創作料理 FANCL令和本膳」では、ファンケル流の本格創作料理が食べられる。本膳料理とは室町時代に生まれた料理のスタイルで、現在の日本料理の原型ともいわれる。日本人ならではの“おもてなし”の心を、「ファンケル発芽米」や青汁、麹や味噌などの発酵食品、オメガ3オイルなど身体に大切な食材を用いて作り出す。

昼間は女性客やカップルが多いが、夜は仕事関係の会食で利用する男性客も多いという。健康意識の高まる今、ビジネスの会食でも“健康志向”が一つのキーワードとなっていることがうかがえる。

「式三献」からはじまるランチコース(3500円、要予約)
9階「FANCL令和本膳」

健康ステータスを高めたい人のための個別カウンセリング

“体験価値”という点において特筆すべきは6階の「パーソナルカウンセリング」だ。専門的な機器による体内チェックと、「美と健康」の資格を備えた専門スタッフによるアドバイスを受けられ、自分の身体を深く知ることができる。

メニューは「食事アセスメントコース」「ボディメンテコース」「リラクゼーションコース」のカウンセリングに「O2(酸素)ルーム」を加えた4つ。

食事アセスメントコース

食事のバランスや栄養状態、糖化度や体組成測定の結果から、アンチエイジングのための食生活を導く。

ボディメンテコース

未来体型を予測する世界初の3D動作分析センサーをはじめ、骨密度計や体組成測定で身体測定し、丈夫な体や美しいスタイルのための運動を知る。

リラクゼーションコース

ストレス測定や血管観察でコンディションを判定し、疲れにくい身体のパフォーマンスが維持できる為の休息方法を把握する。

いずれのコースも完全予約制で、所要時間は約60分。個別ブースで10分程度のアドバイスの後、測定ルームに移動して20分ほどさまざまなマシンを使って測定・分析を行い、その結果を踏まえてカウンセリング……という流れだ。

自分の身体のことは答えづらいものだが、丁寧なヒアリングで引き出してくれる

スタッフの阿部奈美さんによれば、男女ともボディメンテコースが人気で、コロナ禍でも常時7~8割は予約で埋まっている。リピート率も4~5割と高い。どんな人たちが利用しているのだろうか。

「40代~50代のご利用が多いですね。オープン当初は女性が9割を超えていましたが、最近は男性も2割程度に増えています。また、以前は女性に連れられて来店する男性がほとんどだったのですが、今はご自分で予約される方や、職場で同僚に紹介されて来る方など、男性の一人客も多くなってきました。来店の動機としては、『健康診断の結果が思わしくなかったので生活改善したい』『コロナ禍で生活が変わったことで身体の変化や状態が気になりだした』というケースが多いです」(阿部さん)

女性は美容やアンチエイジングに関する悩みが多いのに対して、男性は筋肉のバランスや基礎代謝を知ることを目的に来る人が多いという。

また、「『糖化測定』のワードをネットで検索し、ここにたどり着く男性が多い」とも。糖化測定とは、動脈硬化や肌の老化などの原因となる糖化度を測定すること。測定機は医療機関に置かれていることが多い。その点、「ファンケル 銀座スクエア」は未病の段階で利用でき、費用的にも1650円(会員価格。非会員は2200円)でお手頃だ。

3D動作分析センサーで未来の体型がわかる

ファンケルが大切にする「売らない勇気」

また、ファンケルでは3カ月ごとを目安にパーソナルカウンセリングを推奨している。人の身体は3カ月で変わると言われているためだ。

「リモートワークによる運動不足でジムに通い始めたものの、ジムには簡易的な測定器しかなく、『ファンケル 銀座スクエア』に定期的に通って健康のバロメーターにしているという方もいます。定期的に測定することで、数値の推移から生活改善やサプリメントによる変化が出ているか確認ができるので、継続のモチベーションにもつながります」(阿部さん)

生活改善もサプリメントも美容ケアも、継続が大事。長く続けていくためには、ユーザー自身が自分の健康状態を把握し、“存りたい自分”や健康のイメージを具体化できることが肝となる。ファンケルが“体験”を通して提供しようとしているのは、ユーザー自身の気づきであり納得だ。言い換えれば、ユーザーがアクションを起こし続けるためのスイッチを押すことだといえる。

「ファンケル 銀座スクエア」のスタッフの多くが美容・健康に関する資格を有しており、特にパーソナルカウンセリングのスタッフは、阿部さんのように国家資格の管理栄養士や栄養士等の資格を持つ者が多く、なおかつ接客やカウンセリングの社内資格をパスしている。販売フロアのスタッフも、全員が高い接客スキルを備えたプロだ。信頼できるスタッフがいればこそユーザーは安心して相談ができ、アドバイスにも素直に耳を傾けることができるだろう。

接客スタッフの教育について、森さんは「売らない勇気を大切にしている」と話す。「売らない勇気」というのは、ファンケル創業者の池森賢二氏の言葉だ。

「極端な話、たくさんの種類のサプリメントを飲んでいて、どれが自分に必要なのかわからないというお客様がいらっしゃったら、必要なものだけ選んで提案します。不要なものは売りません。私たちの仕事は商品を多く売ることではなく、お客様に美しく健康でいてもらうための誠実な製品づくりと接客であると考えています」(森さん)

一日中居ても楽しめる、みんなの憩いの場になりたい

自分にいま必要なヘルスケアがわかるだけでなく、リフレッシュや憩いの場としても「ファンケル 銀座スクエア」は機能していると、同館の伊藤遥香さんは語る。

「パーソナルカウンセリングを受けてから、販売フロアで商品選びの相談をして、レストランで食事をして会話を楽しんで帰る方、デートで利用する方、ご家族でイベントに来る方など、皆さん思い思いに過ごされています。ありがたいことに、スタッフも顔と名前を自然に覚えるくらい、たびたび来店してくださるリピーターも増えています」(伊藤さん)

「ファンケル 銀座スクエア」では、ファンケルを知ってもらい、身近に感じてもらう体験としてさまざまなキャンペーンやイベント、セミナー等も開催している。10階のスカイガーデンでは春・秋のローズガーデンや初夏のあじさいガーデンなど季節ごとのイベントが好評だ。

「毎回フロアが満員になるほどのにぎわいで、イベントを心待ちにしているという声もいただきます。気軽に来ていただき、まずはファンケルを好きになってもらえたらうれしいです」(伊藤さん)

“いつ、どこにいても悩みが解決する”を目指して

桑山さんはコロナ禍になってより一層、実店舗の重要性を再確認したと話す。

「ファンケルの客層の中心である40代・50代の女性の中には、オンラインでも購入できるけれどもあえて店舗でカウンセリングを受けたいという方が多くいらっしゃいます。人と話すことによって見えてくることがあるからです。非対面の社会になればなるほど対面カウンセリングは貴重で、だからこそ強化していく意味があると考えます」(桑山さん)

森さんもオンラインと実店舗の両輪で、“いつ、どこにいても悩みが解決できる”サービスを追求していきたいと抱負を語る。

「『ファンケル 銀座スクエア』での対面カウンセリングを経てファンケルの商品を気に入ったユーザーが、オンラインでリピート購入をする。血管年齢などの測定は銀座スクエア以外の店舗にもあるので、時々来店して効果を確認し、次のアクションにつなげる。そうやってサイクルをつなげていくことで、多くの人を『美と健康』に導いていきたいですね」(森さん)

また、森さんはこうも言う。

「サプリメントは健康意識の高い人が対策のために利用するものだと思われていますが、本当はすべての人に必要なもので、興味が無い人にこそ飲んでほしい。サプリメントは将来の美と健康のための“自分への投資”であるという意識を、もっと多くの人に広げる努力をしていきたいです」(森さん)

「ファンケル 銀座スクエア」で正しい健康リテラシーを持つ人が増えれば、元気で長生きする人が増え、未来の国の医療費削減にもなるはずだ。まずは自分の健康ステータスを知るために、「ファンケル 銀座スクエア」に一度足を運んでみてはいかがだろう。

»「ファンケル 銀座スクエア」のインスタグラム:@fanclginzasquare