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会食かいしょく 飲み会、接待

ビジネスを進めるなかで、取引先の人たちと食事を共にする機会「会食」がある。交流を深めるカジュアルな飲み会から、おもてなしをするフォーマルなものまで、会食のグレードはさまざま。それぞれ会食でのマナーは異なるが、もてなす側のセンスや人間性も問われる場合もあり、事前にマナーを学んで挑みたい。

会食の開始時間は18時以降が基本。仕事上の付き合いとはいえ、仕事とも言い切れない場合もあるため、招待客のビジネス上の都合も頭に入れて時間調整をしたいところ。開始15分前には会場となる店に入り席順などを確認しておきたい。招待客を「上座(かみざ)」に案内するのは当然として、席順を決める際には招待客のグループ内の上下関係も事前に把握しておく必要がある。

招待客のスケジュールや自宅の場所を事前に調べ、帰りは必要に応じてタクシーを呼ぶなど帰りの足を手配。気の利いた手土産を用意できると、さらにおもてなしの効果はアップする。そして、翌朝には先方へお礼のメールか電話を忘れないことも大事。

取引先との会食が会社員の「残業」と認められるかは、「義務性」「業務性」の有無がポイントとされている。上司の命令で仕事の一環として参加する会食は残業にあたるケースもあるが、上司に誘われて仕事帰りに飲みに行ったり、取引先の人と交流を深める目的で会食したりする際には、残業とは認められないことも多い。となれば、残業と認められない会食から逃れる上手な断り方を身につけるのも、ビジネスパーソンのたしなみのひとつかもしれない。

交際接待費の損金算入に規制が設けられるなど、交際費が少なくなった影響か、会食や接待の規模が小さくなったよね。バブルの頃、大企業の人なんて、一人で交際接待費が年間5000万円ぐらいあった。僕の知り合いなんて、年間に1億円を接待に使っている人もいた。バブルの狂乱というのか、あの頃の悪しき部分として語られるけど、お金を湯水のごとく使って経済が活性化されるなら、良いことだよ。

今の一人当たり5000円以上の接待はダメ、とかふざけているよね。特に上場企業は決算で財務情報を公開しているんだから、不正な接待交際費の計上なんて、そうそう起こらないよ。そんなことしたら、市場が監視しているから株価が下がっておしまい。そんなリスクを冒すはずないよね。

僕の場合は、接待というよりも、いろんな情報を聞くために人とよく食事を共にする。そうやって培った人脈が僕の宝といえるね。初対面の人との会食なら、自分のキャリアにも影響するだろうし、見聞も広がるから、若い人は積極的に会食に出かけた方がいいよ。体調を崩さない程度にね(笑)。

 2018.04.10更新

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