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佐藤尊徳編集長独断と偏見で解説する用語・キーワード

グリーンリカバリーぐりーんりかばりー Green Recovery

「グリーンリカバリー」とは、2020年初めから急上昇中のSDGs関連ワードで、直訳すると「緑の回復」。EU(ヨーロッパ連合)が掲げたポストコロナの一大経済復興戦略だ。 コロナ禍で大打撃を受けた経済を急速再建する施策として、これまでのコスト面重視な石油や石炭、天然ガスなど化石燃料依存の“20世紀型”か...

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日銀の国債買い入れにちぎんのこくさいかいいれ 国債買入オペ

物価上昇は実現されず債務残高はGDPの2倍超に 日銀は2013年4月の「異次元金融緩和」以降、大量の国債購入に乗り出している。俗に“バズーカ砲”と呼ばれる大胆な金融緩和策で、購入額は順次拡大され、20年4月まで「年間約80兆円」が購入のメドとされた。狙いは、2%の物価上昇を実現すること(デフレに逆戻...

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MMTえむえむてぃ 現代貨幣理論、現代金融理論、Modern Money Theory

際限のない国債発行を容認する、異端の経済理論 「独自の通貨を持つ国の政府は、通貨を限度なく発行できるため、デフォルト(債務不履行)に陥ることなく、政府債務残高をどれだけ増加させても問題ない」という経済理論。言い換えれば「政府は財政悪化など気にせず、国債を発行してどんどんお金を使うべきだ。財政破綻する...

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財政ファイナンスざいせいふぁいなんす マネタイゼーション

「国債の市中消化の原則」も異次元緩和以降は有形無実化 中央銀行が通貨を発行して国債を直接引き受けること。「マネタイゼーション」とも呼ばれ、先進国では極端なインフレを起こす恐れがあるとして禁止されている。 日本においても1947年に施行された財政法第5条により原則禁止されている。「国債の市中消化の原則...

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非武装地帯 Korean Demilitarized Zone、DMZ、38度線

別名「38度線」。朝鮮戦争の“休戦”を示す軍事境界線 韓国と北朝鮮を分かつ軍事境界線と、これに肉付けするように設けられた幅4kmの帯状の中立ゾーン(無人地帯)で、全長約248km、朝鮮半島のほぼ中央を東西に通る北緯38度に沿うことから「38度線」との別称も。 一般的に「非武装地帯(DMZ)」というと...

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