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CSRしーえすあーる 企業の社会的責任

「Corporate Social Responsibility」の略。企業の社会的責任といわれており、企業は単に利益を追求するだけでなく、従業員をはじめ、消費者、環境、地域社会を配慮した活動をするべきだという理念。こうした活動をすることで企業側にとっても、コスト削減、企業イメージの向上、製品ブランド価値の向上、技術革新といったメリットにつながる。

トヨタにおける「新車CO2ゼロ チャレンジ」のような事業に直結したCSRだけでなく、ソフトバンクの学校向けにPepperを貸し出す「Pepper 社会貢献プログラム2」、集英社のバスケットボールでのアメリカ留学をサポートする「スラムダンク奨学金」など、ユニークなCSRの取り組みも行われている。

2010年11月に、スイスに本部がある非営利団体「ISO(国際標準化機構)」が、自主的に活用する社会的責任に関する手引き「ISO26000」を発行。日本でも経団連がISO26000を参照に企業行動憲章の改定を行っており、海外売上比率の高い企業や大手企業で活用している例が多く見られる。

一昔前に「メセナ」という言葉が流行ったけど、あれと同じように映るんだよね。どちらも企業と社会のかかわり方に関する言葉。あれだけ力を入れていたメセナ活動はどうした の?とまずは言いたい。企業の社会的責任なんて、コンプライアンスと同じで言われなくても当たり前のこと。

企業の社会的責任と言うぐらいだし、日本には情報をオープンにする企業風土が育ってこなかったからCSR自体は大切なこと。CSR活動は企業のイメージアップになり、長期的な観点からみれば利益につながる。だから企業はCSR活動に熱心なんだろう。

だけど、社会的な義務感から生まれた行動ではなく、企業のイメージ戦略の一環だから、注目されなくなったら“おしまい”。故に、メセナのときみたいに一過性のものとして終わらせてほしくない。“企業は社会の公器”という言葉がある通り、社会に対して責任を果たす行動をとるのは当然。大袈裟にアピールされても困る。それよりも「続けてください」と言いたいね。

 2018.1.5更新

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