国民民主党こくみんみんしゅとう 国民党、国民、民主
民進+希望は野党第一党になれず
2018年5月7日に結党された新党。民進党と希望の党の一部議員が合流し、手続き上は民進党が党名変更する形で結成された。
民進党代表の大塚耕平氏(参議院議員)、希望の党代表の玉木雄一郎氏(衆議院議員)が、当面は共同で代表にあたり、9月に代表選挙を実施する予定。幹事長には希望の党の幹事長であった古川元久氏が就任。民進党、希望の党にはなかった総務会が設置され、初代の総務会長は平野博文氏が務める。
結党前の支持率は、両党とも1%前後で推移しており、国民民主党が結成される直前の両党の所属議員は民進党53人、希望の党54人の両党合計で107人いたが、結党に参加した国会議員は衆議院39人、参議院23人の計62人。結党に参加した議員の割合は両党合計の約58%にとどまり、63人を擁する立憲民主党に届かず野党第1党にはなれなかった。
民進党所属の岡田克也元副総理や野田佳彦前首相、小川敏夫元法務相ら衆参計27人の議員は、結党に先立って離党。小川氏ら10名は立憲民主党に入党した。一方、希望の党では、細野豪志元環境相ら13人が新党に参加せず無所属で活動することに。党創設メンバーである松沢成文参院議員ら衆参5人は新党を結成、「希望の党」の名を継承した。
連合の支持の受け皿でしょう
ただただ絶句。僕が願っていた「2大政党制」は、これでまた遠ざかったよ。彼らのせいで、はるか彼方に行ってしまった……。
大人の事情なのはわかる。連合の支持の受け皿でしょう。連合は民主党の色が強くつきすぎちゃって、共産党と近い立憲民主党を支持できないから。
かつての民主党は連合の支持も受けていたけど、それ以外にも多くの組織から支持されていた。でも、末期の民進党は連合だけ。国民民主党に参加しているのも、連合系の議員が大半。あとは当選回数が少ない、地盤の弱い議員が、組織力と組織票狙いで参加している。
希望の党から合流した面々は、何のために希望の党を作ったのか。小池氏が逃げちゃったから党の存在意義が失われたのかもしれないが、理念を掲げて結党したのなら、もう少し踏ん張ってほしい。まだ、1年も経っていない! これはひどすぎる。