LGBTえるじーびーてぃー
lesbian(レズビアン・女性同性愛者)、gay(ゲイ・男性同性愛者)、bisexual(バイセクシャル・両性愛者)、transgender(トランスジェンダー・性同一性障害)の頭文字をとった語。2015年、電通が7万人を対象に行った調査では、7.6%が「自分は該当者である」と回答している。
東京の世田谷区と渋谷区が同性のカップルを公式にパートナーとして認めているほか、同性カップルも結婚休暇や結婚祝い金の対象とする企業もある。日本IBMでは、同性パートナーの存在を会社へ登録することで、男女の夫婦と同様に、育児・介護休暇、慶弔見舞い、転勤先への赴任旅費などの福利厚生を受けることができる。
LGBTにとってトイレ使用が切実な問題だといわれているが、大阪市24区のうち13区の区役所のトイレの入り口には、「レインボー」をあしらったステッカーを貼っている。レインボーは、性の多様性の象徴だという。また、MEGAドン・キホーテ渋谷本店のトイレには「ALL GENDER」の案内板が掲げられており、早稲田大学では4つの主要キャンパス内133カ所に「だれでもトイレ」、英文で「ALL GENDERS」と書かれた多目的トイレを設置している。
税金や社会保障、相続などの問題があるから、同性間の婚姻関係を認めるのは、すぐにでも法律を改正すればいいと思う。どっちのトイレを使うかは確かに難しい問題。例えば女性用トイレに男性の姿をした人が入ってきたら、まだまだみんなびっくりするよね。頭でわかっていても、突然だと受け入れられないんじゃないかな。
「LGBT」を示すマークを身に着けて、わかるようにするのも差別を助長するだけだし、すべてのトイレを「男女共用」にするのも何か違う気がする。LGBTへの理解と性差の否定は違うからね。仮に個人としては理解して問題がなくても、社会全体としては一筋縄ではいかない見かけ以上に難しい問題だよ。