#MeTooみーとぅー
セクハラなどの性的虐待の被害体験を告白・共有する際にTwitterで使用されるハッシュタグ。2017年10月15日に、アメリカの映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによるセクハラ行為が報じられた際に、女優のアリッサ・ミラノ氏が同様の被害を受けたことのある女性たちに向けて、「私も(#MeToo)」とリプライして声を上げるようTwitterで呼びかけたことが発端とされている。
アリッサ・ミラノの呼びかけに対し、ミュージシャンのレディー・ガガやパトリシア・アークエット、シェリル・クロウ、ビョークらも賛同の声を挙げるなど、多くの著名人や一般利用者が呼応し、世界的なセクハラ告発運動が展開された。
ジャーナリスト伊藤詩織氏が記者会見で準強姦被害を告発したり、ブロガーで作家のはあちゅうが電通在籍時から上司にセクハラ・パワハラ被害を受けていたと告発したりするなど、日本でもセクハラ告発運動は広がりを見せている。
マイノリティーの項目でも言ったけど、SNSの力だと思う。性的虐待を受けた人はたった一人では戦えない。セクハラもパワハラと同じで、権力を持った人間が力で自分の要望を押しつけてくるわけだからさ、大抵は泣き寝入りなんじゃないの。
でも、SNSでなら同じ境遇の人がつながることができて、ひとつの運動にすることもできれば、互いに支え合うことも可能。#MeTooのムーブメントの根底には、SNSが重要になった現代社会の姿が垣間見えるね。
#MeTooに関する記事
- #MeTooに関する記事は見つかりませんでした