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AIえーあい 人工知能

センサーなどを使ってスマート家電を動かしているのも、GoogleやYahoo!などの検索エンジンも、自動走行する自動車もAI(人工知能)を搭載しているといえる。しかし、一般にAIといわれるとき、イメージするのは人間と同じように認識し判断できる能力。この認識と判断を可能にするテクノロジーが「ディープラーニング」だ。

AIは「学習」「推論」という2つの機能を持っている。「学習」は、複数のデータから有用な情報を導き出すこと。「推論」は、知識を基に新たな結論を導き出すことを指す。将棋のルールを教えれば、AIが将棋を指せるようになるのは推論で、ネットショッピングにおけるレコメンド機能などは学習の例といえる。学習処理で膨大なデータを蓄積し、そのデータを使って推論して物事を認識する。この学習と推論を用いて物事を認識する技術がディープラーニングというわけだ。

ディープラーニングのおかげで、AIが多くのことを認識し判断できるようになった。例えば、画像や動画を入力し文字や顔などの特徴を認識・検出する「画像認識」や、人間の声を認識してテキストに出力したり、音声の特徴をとらえて声を出している人を識別したりする「音声認識」。あるいは人間が日常的に使う書き言葉や話し言葉といった自然言語を理解、処理させる「自然言語処理」、工場の機械などに取りつけられたセンサーから得た時系列データから異常の兆候を感知する「異常検知」が可能となる。

AIのすごいところは、機械には無理だと思われていた「認識」をディープラーニングで実現しようとしているところ。いろんなデータを組み合わせて、機械が物事を把握し認識する。これができれば、機械は単純作業から解放されて、従来は人間にしかできなかった領域の仕事までAIが代行するようになる。あとはそれを「効率的になる」とポジティブにとらえて活用するか、「人間の仕事が奪われる」とネガティブにとるか。

AIの技術が進めばいろんなことができるようになるとみんな漠然と思ってると思う。でも、僕の甥がAIを開発するベンチャー企業で働いているんだけど、「一般企業で働く人たちはAIをまったく理解できていない」と嘆いていた。一般の人が考えているよりもすごいことになるらしい。

 2017.11.04更新

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