経済

ピーク時は不足、けれど売れるほど余る電力の不思議

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尊徳編集長の解説でニュースが”わかる”!
Q.「電力は不足している」と思っていたのですが、売れる電力があるということは、不足していないということなのでしょうか?
A.不足してないから売れるんでしょ(笑)。

 昔の自転車(今でもありますが)の発電機を思い起こしてください。タイヤが動いてないと光が点きませんよね。原発もすべて同じ原理で、タービンを回して発電します。
 蓄電できませんからピーク時は不足するかも、ということです。ですから、余った時間(夜などは)は電気が安くなります。それを売ればいいじゃないですか。

 ま、東電の場合は買取などもあり、結構余っているようですが。(佐藤尊徳)
[参考:「福島の賠償・廃炉へ稼ぐ」(日経新聞5面2014年5月23日)]