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再び核開発を動かす金正恩の異常性

2015.09.16

政治

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 9月14日の長距離弾道ミサイル発射の可能性を示唆した北朝鮮、国家宇宙開発局局長の「地球観測衛星の開発を最終段階で進めている」という発言に続き、原子力研究院院長は15日、「寧辺(ニョンビョン)のすべての核施設と黒鉛減速炉(原子炉)の用途が変更、再整備されて正常稼動を始めた」と表明しました。

 北朝鮮の狙いは2国間協議に応じないアメリカのけん制。9月25日に米中、10月16日に米韓とそれぞれ首脳会談が予定されていて、ミサイル発射と核実験の暗示でアメリカを揺さぶりたいようです。また、10月10日には朝鮮労働党が創立70周年を控えていて、この日の前後にミサイル発射が強行される可能性もあります。

 北朝鮮は数年ごとに長距離弾道ミサイルの発射や核実験を繰り返していて、前回の2012年12月の実験の際には、国連安保理によってミサイル開発の関連機関の資産凍結などの制裁が決議されています。今回、北朝鮮が発射に踏み切ればまた新たな制裁につながり、北朝鮮の孤立はさらに加速していきます。

ニュースが”わかる”尊徳編集長の解説

Q過去の核実験は、国際社会からどのような制裁を受けた結果、沈静化したのですか?

A経済制裁。

 制裁の基本は経済制裁。それが苦しかったから、北朝鮮は6カ国協議を受け入れて核実験の凍結をした。それで一部の経済制裁が解除されたのだから、北朝鮮もそのまま国を開いて経済復興へ舵を切ればいいのに……。なのに、再び核開発を動かす、というのだからやっぱり頭のネジがおかしいとしか思えない。(佐藤尊徳)

[参考:「北朝鮮、再び『核カード』 米を揺さぶる狙いか」(日経新聞朝刊6面 2015年9月16日)]

[わかるニュース]経済新聞やテレビをはじめとする難しい政治・経済のニュースを、就職活動に役立てたい現役大学年生のT君が、気になることを尊徳編集長に質問します。

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政経電論せいけいでんろん

「政経電論」の編集部です。佐藤尊徳(そんとく)編集長の下、若い世代に向けて政治・経済・社会問題を発信しています。イノベーションや働き方改革、北欧型の社会保障、国防、原発、クジラ等に注目中。

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