野党ニュージェネレーション どうすれば支持される?

2016.9.12

政治

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日本の国政は、複数政党の相互批判を前提とする議会制民主主義だ。しかし2016年現在、自民党の圧力は極めて強く、”野合”と揶揄される野党は、自公与党に対抗することがまったくできていない。そして、先の参院選ではついに改憲勢力3分の2を許してしまった。言ってみたら、何でもできる状況。これは民主主義が壊れる一歩手前じゃないのだろうか? 世の中はすさまじいスピードで技術革新し、価値観は大きく変わった。もはや「一億○○」なんてピンと来ない。大きな組織だけが得をする社会ってどうなんだろう? 国民の発信する力も大きくなっている今、改めて日本の政治の在り方を考えるべきじゃないだろうか。野党第一党の民進党をはじめ、共産党や社民党、日本維新の会など、野党の”今”を明らかにし、自公与党に対抗できる次世代野党の可能性を探る。

<目次>

“自民党以外”の政党はいかにして力を失ったのか

反転攻勢の前にまず反省 民進党がどれだけセンスが無いか振り返る

「巨大になった安倍政権は昭和のにおいしかしない」蓮舫議員に民進党の進むべき道を問う:次期代表選直前インタビュー

「ベテランが本気で支えたくなる若手が必要」民進党 政調会長・山尾志桜里議員が見た 野党執行部からの景色

刺激的な党是と所属議員の潔白さに萌え? 注目集まる自民の批判政党・日本共産党

野党第3党・日本維新の会は橋下徹氏の力無くして改憲勢力を担えるか

社民党の興隆と没落に明日の野党の姿を見る

「候補者と有権者はネットによって”乾いた関係”にならなければならない」マニフェスト提唱者・北川正恭氏インタビュー