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ミドリムシのユーグレナが新型コロナ対策で抗体検査システムの早急開発 新興国に「ユーグレナクッキー」の大量支援も

2020.06.18

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写真:ユーグレナ

ミドリムシを使ったバイオディーゼル燃料の低価格化・量産化に挑むユーグレナ(本社・港区、出雲 充社長)は、科学教育・人材育成、研究開発、創業支援などを手掛けるベンチャー企業、リバネス(本社・新宿区。丸幸弘CEO)と共同で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗体検査系の開発に乗り出した。

COVID-19の元凶、SARS-CoV-2に対する抗体を迅速かつ高精度で判別するシステムを早急な構築を目指すもので、すでに 東京理科大学・村上康文教授の技術指導の下、ボランティアによるサンプル203検体を用いた試験から、陽性者を判別できるレベルで抗体検査が可能なことを確認しているという。

一方、これに並行して流行拡大によるロックダウンで食糧不足に陥っている新興国への支援にも積極的に動き出し、第1弾としてバングラデシュの首都ダッカのスラム街で苦しむ住民向けに、同社が手掛ける栄養価の高い「ユーグレナクッキー」40万食分を2020年6月11日より配給。

同社は2014年から同国の小学校向けにクッキーによる支援活動を続けており、今回はいわばその大型版。「肉、魚、野菜に含まれる人間に必要な59種類の栄養素を豊富に含むユーグレナクッキーを通して、喫緊の課題であるスラム街住民の食料問題の解決に貢献します」と出雲社長は相変わらず熱い。