6月29日、日本海に向けて北朝鮮が弾道ミサイルを2発発射したことを韓国軍合同参謀本部が発表。韓国では7月3日からの習近平中国国家主席の訪韓をけん制する狙いとの見方が出ている。北朝鮮による弾道ミサイル発射は、3月3日、6月26日に続き今年3回目。
尊徳編集長の解説でニュースが”わかる”!
Q.目的が習近平中国国家主席の訪韓をけん制する狙いだとしたら、なぜ北朝鮮は日本にミサイルを発射したのでしょうか?
A.方向は日本ですが、公海である「日本海」に向けたのです。
韓国も日本海に接しているでしょ。責め立てられたら、どちらとも言えるじゃないですか。
北朝鮮は駄々っ子のようなものですからね。そんなことじゃ、脅威にならず、孤立するだけだと本気で教えてあげればいいのに……。
落下したミサイルは、証拠品として回収できるのならすると思いますよ。性能もわかるし。ただ、深海に落ちたら回収は簡単な話ではありませんから、難しいでしょう。
Q.北朝鮮はこれまでもミサイルを発射していますが、責任を追及されないのですか?
A.道義的な責任はありますが。公海上にものが落ちただけですから。彼らの論理はね。
領土にぶち込んだわけじゃないので、国際法上の責任があるかどうか。大体ミサイル発射して人工衛生を打ち上げただけだ、という国ですよ。屁理屈こねて、俺は知らねーよ、くらい言いそうじゃないですか。(佐藤尊徳)
[参考:「北朝鮮、弾道ミサイル発射 日本海に向けて2発」(日経新聞2面 2014年6月30日)]
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