今回、毛髪治療の最先端を追い続けるAGAルネッサンスクリニック大阪院の斎藤に、「育毛メソセラピー」について聞いた。
産毛が太くなる！ 切らない、痛くない薄毛治療
育毛メソセラピーは、2～6年かかる服薬や植毛などに比べ、短期間で効果を得られる無痛の薄毛治療。医療用レーザーと、「幹細胞抽出たんぱく質」に含まれる成長因子を使って、育毛・発毛を促進させる。休止状態や成長期の毛母細胞に刺激を与えて毛根に働きかけるので、産毛状態まで弱った毛を、太く強い毛に育てることができるのだ。植毛を受けて満足な効果が得られなかった場合や、植毛には抵抗があるという人に向いているという。大阪院では、植毛施術を行った患者さんの75%が、育毛メソセラピーの施術を受けるということからも効果のほどがうかがえる。
齋藤医師が教える！育毛メソセラピーの秘密
Q弱った毛髪は、どの程度まで回復するの？
A肉眼では見えないほど弱った軟毛でも、毛髄の芯を太く成長させて太くしっかりとした毛に育てることができます。毛髪をコーティングしている皮質も厚みが増すので、一本一本、目ではっきり確認できるようになり、発毛に近い効果が得られます。
Q何回程度の治療で効果が出る？
A月1回の施術を3、4回ほど受ければ、生え際に変化が起こり始めます。かなり短期間で効果を実感できるはずです。
Q具体的にどのような施術を？
A低出力の医療用レーザーで頭皮に無数の小さい孔を開け、弱った毛根細胞自らの再生能力を引き出します。開けた小孔からは、アミノ酸、ミネラル、ビタミンなど、毛が成長するときに必要な栄養分を超音波浸透法によって頭皮内に染み込ませ、さらに幹細胞抽出タンパクの成長因子を頭皮に塗布して毛根近くまで届けます。
Q育毛メソセラピーの一番メリットは？
A一度に広範囲の頭皮に施術でき、短期間で頭皮全体を増量できること。徐々に効果が現れ、処置後に腫れが生じることもなく、日常生活にも支障は出ません。