急がば坐れ!~全生庵便り

節目をきっかけに“新しい気持ち”になる

2019.01.01

社会

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全生庵の年末年始は毎年変わりません。大みそかから元日にかけて大勢の方が除夜の鐘をつきにいらっしゃいます。元旦はご祈祷して、年始回りです。

新しい年が来たことで、皆さん、なんとなく心も新しくなるような気がするでしょう。その“新しい気持ち”は大切にしたほうがいいと思います。そもそも、毎日“新しくなっていく”という気持ちになることがとても重要。

正月をはじめ七五三、成人式、節分など、節目となる行事はたくさんありますが、それらはわざわざ、“新しくなるため”に作るものだと思います。

よく言いますが、植物の竹は節があるから強い。人も節目ごとに反省したり、今後のことを考えたりといったことをすれば、より前向きに過ごしていけるようになるのです。

夢や理想だけを追っていても前に進むことはできません。一歩を踏みしめなければ次の一歩が出てこないのと一緒で、節目をきっかけにこれまでの自分を振り返り、今後の糧にすることをやってみてください。

それに、節目は便利だと思いませんか? 通常、人に会いに行くときは用件が必要ですが、例えば「年末だから」「年始だから」と言えば大して用事がなくても遠慮なく行けるし、相手にも気分よく迎え入れてもらえます。そうやって縁をつなぐ意味でも節目はいい。私はそんな節目が好きですね。