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[ヒト・コミュニケーションズ]日本の雇用形態を革新する 熱き経営者の"人間力"論

電子雑誌「政経電論」第3号掲載
2014年03月10日
読了時間: 03分47秒

株式会社ヒト・コミュニケーションズ代表取締役社長 安井豊明(やすい とよみ)
1965年生まれ。大分県出身。大分舞鶴高校時代、ラグビーにて全国大会(花園)準優勝。福岡大学卒業後、旧富士銀行へ入行し、企業金融・国際業務・営業企画を歴任し、35才で大手家電量販店へ転職。小売業を学んだあと、2004年に「株式会社ヒト・コミュニケーションズ」代表取締役社長に就任し現在に至る。

従来の人材サービスとは全く異なる、新しいビジネスモデルを確立した「ヒト・コミュニケーションズ」は、顧客企業の販売・サービス・営業機能を請け負うマーケティングのプロ集団だ。会社設立15年後には東証一部に上場を果たしている。同社を率い、さらなる挑戦を続ける安井豊明社長に、採用や新社会人へのメッセージを聞いた。

ビジネスの原点は顧客目線に立つこと

 安井社長は、旧富士銀行を35才で退職し、小売業を学んだ後、「ヒト・コミュニケーションズ」の代表取締役社長に就任。人材サービスにおける新業態を一から作り上げた。
「企画の仕事を希望する人は多いですが、私は絵に描いた餅を食べられる餅に変えるには、汗をかくことが不可欠だと思っています。つまり企画を具現化する力がなくては成功しないということ。銀行時代は多くのカスタマーサービスを学びましたが、いつかリアルなビジネスの現場で自分の力を試したいと思っていました。それがすべてのビジネスの原点とも言われる小売業の世界に飛び込むこととなった動機の一つです」
 なかでも商品に差がなく、よりサービスの付加価値そのものが売上げと直結する家電量販の現場において、徹底して顧客目線に立ち、ニーズを読み取っていくことでビジネスの原点を学んだのだという。
 その経験を生かして安井社長が創造した新業態こそ、顧客のサービス・営業機能を一手に引き受ける「成果追求型営業支援企業」だ。人材派遣市場が縮小傾向にある中、毎年売り上げを伸ばし、さらにグローバル展開として2011年に上海へも進出した。中国市場にあった接客と日本のおもてなしの心で顧客を集めている。
「これから色々な事業に乗り出していきますが、eコマースなどの登場で労働集約もあり雇用が減っていることも事実。環境の変化と経済の合理性を無視して雇用だけが伸びることはありません。一方で、対面の接客やサービスが必要とされる製品や業種なども出て来ている。それらを融合させて新しいビジネスを創造し、雇用を増やしていくことが今後の弊社の目標となるでしょう」

"生きる力"を持った人物が成功する

自分の働くスタイルは体育会系? 文化系?

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