生きていくためにはお金が必要だ。働くことはそのお金を稼ぐための手段だが、高度経済成長が終わり、IT革命によって情報があふれる今、「働き方」もだいぶ変わってきた。多様性、ダイバーシティが叫ばれ、裁量労働制が拡大されるなか、”自分がどんな生き方をしたいか”という「価値観」こそが働き方を決める唯一最大のポイントだ。国家公務員から地方公務員、ベンチャー経営者、プロゲーマー、時短勤務で働く人らさまざまな働き方をしている人たちを取材し、変わりゆく仕事観に迫った。
【CONTENTS】
»「仕事の大きさ」で選ぶ
国家公務員(キャリア)/総合商社 鉄鉱石・製鉄資源部
»「時間」で選ぶ
育児優先の時短勤務/フリーランス・ノマドワーカー
»「起業」を目指す
サラリーマンから経営者に転身
株式会社オールアバウト 代表取締役社長
江幡哲也
»「やりたいこと」で選ぶ
プロゲーマー
Team Razer所属
ふ~ど
今の働き方に満足していますか?
「高収入だが激務」を選んだ理由
○低収入では、将来的にできることが限られる。無理がきく若いうちは働いておきたい。
○スキルアップができて高収入なら、一石二鳥。
○仕事に楽を求めていない。
○激務をコントロールできる人間になりたい。
○時間よりお金の方が、優先順位が高い。
○忙しいのは嫌だが、低収入はもっと嫌だ。
○楽すぎる仕事はやりがいもないので。
「低収入だが楽な仕事」を選んだ理由
○以前、激務すぎてすべてのことに興味を失ったことがあった。そのときは精神的にもまいり、金銭管理が甘くなったりネガティブな思考に陥ったりした。楽な仕事というよりはある程度ゆとりが持てることが大事だと思う。
○仕事でプライベートの時間が無くなるのは嫌。
○仕事は人生においてメインではないから。
出産後も仕事をしたい理由
○仕事が楽しいから。
○社会と関わりを持ちたいから。
○収入は多い方がいい。
○老け込むのは嫌。
○社会で一人の人間として生きていくために、仕事は多かれ少なかれ続けたい。