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民意で政治は動く 香港「逃亡犯条例」改正

デモの力を信じる香港人

香港政府が2019年4月に立法会へ提出した、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案は香港市民の怒りを買った。最大200万人に膨れ上がったデモは、9月に完全撤回された後も政府に圧力を与え続けている。「民意」が政治を動かせることを知っている香港人の闘いを追う。

スケープゴートにされた香港民主活動家3人 周庭を誰が責められる?
社会
スケープゴートにされた香港民主活動家3人 周庭を誰が責められる?

「逃亡犯条例」改正案に抗議するため、2019年6月21日に湾仔(ワンチャイ)地区にある香港警察本部を包囲しデモを扇動したとして、無許可集会の扇動罪などに問われた民主活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)、周庭(アグネス・チョウ)、林朗彦(アイバン・ラム)の3人への量刑言い渡しが西九龍裁判法院で12月2…

デモが日常となった世界 香港デモ サイドストーリー その2
社会
デモが日常となった世界 香港デモ サイドストーリー その2

2019年6月以降、香港においてデモは日常となってしまったようだ。「逃亡犯条例」改正案に端を発した反体制デモは、2020年になっても100万人規模のデモが発生し、収束の気配は一向にない。デモが日常になった世界とはどんなものだろうか? 抗議活動の裏でどんなことが発生しているのか、普段はあまり報道されな…

香港市民は今、何に怒っているのか 区議選 民主派圧勝で大きな圧力に
社会
香港市民は今、何に怒っているのか 区議選 民主派圧勝で大きな圧力に

「逃亡犯条例」改正案に端を発した香港デモは、法案自体は10月23日に香港政府が立法会で正式に撤回することを宣言。しかし、11月8日にはデモに関連した初の死者が出たほか、11月中旬に入ると、香港中文大学と理工大学では学生を中心としたデモ隊がキャンパス内に立てこもり警察と大きな衝突が起こった。そんななか…

「デモ隊に対する警察の暴力は過剰」71.7% 数字で見る香港デモ
社会
「デモ隊に対する警察の暴力は過剰」71.7% 数字で見る香港デモ

2019年9月4日、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が「逃亡犯条例」改正案について完全撤回をしたが、法案はすでに廃案になっており、香港市民の主な焦点は警察のデモ隊への過剰な暴力にシフトしている。大規模化した6月当初から平和的デモではあったが、状況が進行するとともに最前線ではやはり過激な場面も見られ…

長期にわたるデモは香港経済にどんな影響を与えるか 日本企業は続々出店
社会
長期にわたるデモは香港経済にどんな影響を与えるか 日本企業は続々出店

「逃亡犯条例」改正に端を発する香港のデモは6月以降、大規模化し、過激化や経済活動への影響が懸念されている。2019年9月4日、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は現状の打開を図るため条例案の完全撤回することを発表。ただ、5大要求のうちの1つを受け入れただけであり完全収束するかは不明だ。  …

香港市民がキレた本当の理由 「逃亡犯条例」改正200万人デモを引き起こした香港、我慢の歴史法会突入
社会
香港市民がキレた本当の理由 「逃亡犯条例」改正200万人デモを引き起こした香港、我慢の歴史

林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の「法案は死んだ」発言によって、闇に葬られることとなった「逃亡犯条例」改正。事実上の廃案だが、香港の中国返還22周年にあたる7月1日には、さらに完全撤回を求めてデモが行われた。8月に入ってもデモは続いており、一部の若者が過激化するなど、いつ終わるともしれない状況だ。…

警官隊がデモ隊に催涙弾を放つ理由 揺らぐ香港社会
社会
警官隊がデモ隊に催涙弾を放つ理由 揺らぐ香港社会

2019年6月12日、「逃亡犯条例」改正案(=犯罪者引き渡し条例)に反対する人が香港政府庁舎と隣にある立法会がある周辺に集まり、周辺の道路を占拠。そこは2014年の「雨傘運動」で占拠した現場と同じ場所だ。同日夜には道路の封鎖は解かれたものの、警官隊は催涙弾を発砲するなどして約70人が負傷、まさに20…

デモの力を信じる香港人 「犯罪者引き渡し条例」デモのサイドストーリー
社会
デモの力を信じる香港人 「犯罪者引き渡し条例」デモのサイドストーリー

大荒れとなっている香港の「犯罪者引き渡し条例」。4月末に反対派による大規模なデモが発生し日本でも大きく報道されたが、6月9日にはそれを超える規模の反対デモが行われ、103万人(主催者発表)もの市民がシュプレヒコールを上げた。日本では、あれだけ反対の声が上がった集団的自衛権の国会デモですら10万人規模…

強行採決までのカウントダウン 大論争中の香港「犯罪者引き渡し条例」
社会
強行採決までのカウントダウン 大論争中の香港「犯罪者引き渡し条例」

香港は「1国2制度」と呼ばれる高度な自治や独立した司法制度が認められているが、香港政府が2019年4月に香港の国会にあたる立法会に提出した「犯罪容疑者の身柄の引き渡し条例」が大きな波紋を呼んでいる。特に中国当局への引き渡しが可能になることから、立法会では民主派と親中派が紛糾し、一時ケガ人も出る乱闘騒…