
残すべきは企業か人か――。ゴーン流 三菱自動車リバイバルプラン
2016年4月20に発覚した燃費データ不正によって、壊滅的な打撃を受けるかに見えた三菱自動車だったが、虎視眈々と狙っていた日産ゴーン社長の出資によって窮地を救われる。しかし、中で働く従業員にとって、それは本当に救いの手なのか? ”コストカッター”の異名を持つゴーン社長の触手が...
2016.7.11

【知らない方がいい?】『間違える企業』列伝~記憶に残る不祥事 ”過ち”が奏でるエレジー
世間を大きく騒がせた&ネットで話題になった企業不祥事をピックアップ。問題発覚から一連の報道、決着するまでの流れに、良くも悪くもその企業のなんたるかが見えてくる。不祥事の後、倒産した企業も復活した企業もあるが、中には「知らない方がよかった…」と思うものもあるかもしれない。心して読んでほしい...
2016.7.11

大王製紙が犯した間違い 巨額借入事件はなぜ起こったか<「政経電論」編集長 佐藤尊徳>
2011年、大手製紙会社の大王製紙で、現役会長の巨額借り入れ事件が明るみに出た。個人による特別背任事件だが、その背景には企業としての”間違い”も多分に含まれている。僕は借り入れをした元会長・井川意高氏とは深い付き合いで、今でも親友だ。これはまったくの第3者が書くことはできない...
2016.7.11

企業はなぜ間違うのか<作家・江上 剛>
1997年に起きた未曾有の企業不祥事、第一勧銀総会屋利益供与事件に際し、渦中にいながら混乱収拾に尽力した作家・江上剛氏。組織の闇を間近で見てきた江上氏は、昨今の企業不祥事に何を思うのか。企業が間違いを犯す真の理由に迫る。 間違いだらけの日本企業 最近、日本企業はろくなことがない。アベノミクスで目いっ...

江上 剛
2016.7.11

【SNS考察】不正に飢えた批判者の正体 『間違えた企業』の正しい対応とは
企業に関する騒動のなかで最近多いのが、SNSへの対応の誤りだ。ミスをしてしまった後、SNSでの失態や失言でさらに事態が悪化するケースや、そもそもSNSに起因するトラブルで炎上をしてしまうケースが増えている。手遅れにならないためにも、真剣に対応を考えておくべきではないだろうか。 ネット批判への対応で大...
2016.7.11

<異物混入・食中毒・食品偽装>日本マクドナルド/赤福/まるか食品/船場吉兆/雪印乳業/フーズ・フォーラス~『間違える企業』列伝
食品業界の”間違い”ほどわかりやすいものはない。社会が求める”消費者の安全や安心を最優先”ではなく、”業界内のルールや常識”を優先した結果だからだ。歴史に残る6つの不祥事に共通するのは、”過剰な組織防衛”...
2016.7.11

<データ改ざん>スズキ自動車/旭化成建材~『間違える企業』列伝
データの”間違い”は、信用がすべてのビジネスでは致命的だ。しかし、同じ間違いでもそこに”悪質な意図”があるか否かで、社会からの制裁も天と地ほどの差が出てくる。典型的な2社を比較しよう。 スズキ自動車 燃費測定不備(2016年5月) 三菱自動車の燃費デー...
2016.7.11

<粉飾決算・不正会計・不正取引>ライブドア/オリンパス/東芝~『間違える企業』列伝
上場企業が決算や会計を偽るということが株主や市場、そして社会全体を裏切る悪質な犯罪であることは言うまでもない。このような過ちを犯してしまう遠因に、実は”コミュニケーション不足”があるということを3つの事件から読み解いていこう。 ライブドア(2006年1月) 2006年1月23...
2016.7.11

相次ぐ閣僚スキャンダル 蘇る7年前の悪夢~SMバー・うちわ配布・観劇招待疑惑~
安倍政権が相次ぐ閣僚のスキャンダルに揺れている。改造の目玉だった小渕優子前経済産業相が地元後援者向け観劇会の費用を肩代わりしていた疑惑で、松島みどり前法相が地元の祭りでうちわを配布してきた問題でダブル辞任 。小渕氏の後任の宮沢洋一氏も政治資金をSMバー に支出していたことが発覚し、野党の追及を受けて...
2014.11.10