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編集長ブログ

シーリング効果

2022.12.07

社会

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Jリーグ創設者の川淵三郎氏が、大盛り上がりの国内リーグを見ながら、
ここで満足していては世界に勝てない。ここから更にどんどんと世界(高レベル)へと選手は出て行って欲しい、と言っていた。

国内だけで終わってしまうと、天井(シーリング)があって、世界レベルに到達できない、ということだと。
当時は、海外の一流クラブで活躍する選手など皆無で、その昔奥寺氏がブンデスリーガでプレーしたくらい。

今でこそ日本代表は海外組がほとんどだが、Jリーグ創設時には想像もできなかった。

話は変わるが、世界的なヴァイオリニストの五嶋龍氏が、子供の頃にいろんな経験をさせて、限界を突破しないと、
大人になって勝手に限界をつくってしまう、と言っていたことを思い出した。

更に小さな話だが、僕は30を過ぎてから、スキーのコブ滑りにハマった。
上達の遅いこと遅いこと。コブを滑る時には、膝を柔らかく使い思いきり曲げて衝撃を吸収しなければならないのだが、
目の前のコブが怖くて足が突っ張ることしばしば(ならやるな、という話だが、、)。
すると、逆に反発の力で見事にコブから跳ね返される。頭では分かっているのだが、身体が反応してしまう。
それは、今までの経験値で恐怖心が先に立つからだ。

子供は身体が柔らかく、勝手に膝を曲げてコブの反発を吸収する。頭より先に身体が勝手に覚えるのだ。

閑話休題。

今回のサッカーワールドカップの、特にスペイン戦では、切り札三苫に、田中碧、谷口のフロンターレトリオが躍動した。
三苫、田中は海外組だが、谷口は国内。しかし、このコンビネーションはかつてフロンターレでのパスサッカーが生きた証ではないのか。

近年のフロンターレの成績をみれば、日本がやるべきサッカーはそれではないのか。
高レベルの海外への移籍もそうだが、今度はJリーグの底上げ、更なる盛り上げが、ベスト8への近道だ。

僕も今シーズンこそ限界突破で、八海山のコブを一気に滑り降りよう。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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