編集長ブログ

キタサンブラックに脱帽

2017.10.31

日常

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今週の日曜日、府中競馬場で天皇賞(秋)が開催された。
春は3200mの長距離で、キタサンブラックが制している。

キタサンブラックの父はブラックタイドだが、
母親のシュガーハートの父がサクラバクシンオー
(母の父を肌といって、その血統が濃く出る場合がある)。

バクシンオーは1200mでは無類の強さを誇り、
1600mまではなんとか持つという、超短距離馬。

この血が入っている馬が、長距離を勝つなんて
おかしい、と思うのだが、菊花賞(3000m)も勝っているので、
フロックではなく、突然変異と、父型のサンデーサイレンスの血が濃く出ているのだろう。

日曜日は大雨で出かけることもできないので、
どろんこの不良馬場での競馬を予想しようと
血統や重馬場の成績を調べていた。

サクラと名の付く馬は、じょうろで水を撒く程度であっても、
渋った馬場は苦手だった。以前は。ということで、
バクシンオーの血が入ったキタサンブラックは切り。

軸は重馬場の京都記念をぶっちぎった二番人気の
サトノクラウン。

こんな不良馬場は、重の巧拙で決まるので、
切れ味鋭い馬は割り引く必要がある。

いた、重が上手そうな血統。
13番人気のレインボーライン。

父はステイゴールドで、長い距離も持つ。
このような馬場ではスタミナ勝負だから、
2000mまでの血統では途中止まってしまう可能性が。

レインボーラインの母方にはレインボーアンバーが入っているではないか。
レインボーアンバーと言えば、どろどろの弥生賞で、8馬身のぶっちぎり。
(2着にワンダーナルビーが入り、結局馬券は取れず、、、)

一頭だけ水かきがついているのではないかというくらい、
重馬場なら力を発揮した。
因みにG!勝ちはない。

良馬場の菊花賞で2着して引退。
アンバーシャダイの息子で、その血を残した。

サトノクラウンとの馬連で万馬券だ。

しめしめ、こんなおいしい馬券はない、と捕らぬ狸の皮算用。

しかーし、キタサンブラックの返し馬をみたら、
ツル首になって、気合十分。

僕にささやいた。来るよ、って。

初心貫徹か、変節するか。。。

ここは押さえるべきだろう、とキタサンブラックも加えた。

いつもとは違い、キタサンが出遅れた。
こりゃ、終わったな、と思いきや、さすが
平成の盾(天皇賞は勝つと盾をもらえるので、この賞を盾と呼ぶ)男、武豊。

天才的な騎乗。馬もとてつもなく強かった。。。

2着にサトノクラウンが食い下がるが、抜かせない。

な、なんと、3着にレインボーラインが突っ込んでくるではないか。。

キタサンがそのままこけていれば、生まれて初めての万馬券
(大体万馬券を買うことがない)だったのに、、、

たら、れば、はないのだが、馬券を取ったのに悔しい思いをした。

11月26日、自分の誕生日だが、府中競馬場にキタサンブラックを見に行こう。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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