編集長ブログ

仮想通貨

2018.01.12

技術・科学

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ビットコインを代表とした仮想通貨について、連日話題になっている。

恥ずかしながら、僕もようやく理解をし始めたところで、最初はよく分からなかった。

昨年初めからのビットコインの値上がりは20倍にもなり、「通貨」という概念からは少し外れているように思う。

新たな決済機能、という感じで、「通貨」というから少しわかりずらい。

現在流通している通貨とは、国の信用力で成り立っているもので、その国の力の源だ。

確かに、マイニングの技術やブロックチェーンなど、画期的な技術はマネロンや偽造貨幣への対策でも有効だ。今後、その利用範囲が広がれば価値が上がるのは自明の理だ。

しかし、仮想通貨が全世界的にメジャーな存在になると、国の威信である貨幣が廃れる恐れがある。中国がその取引所を廃止に追い込んだことは、理解できなくもない。

これから各国がどのように規制をかけ、どのように認めていくのか、非常に興味深いところだ。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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