編集長ブログ

衆議院解散しちゃった

2017.09.28

政治

0コメント

緊急世論調査が各社から出てきた。

それぞれの媒体によって数字にばらつきはあるが、
今回の注目は、希望の党がどれだけの支持を得られているのか、
ということだと思う。

自民(与党)対希望(野党)の構図になったのは、
まあ、それなりに面白い。

混乱を極めた民進党は既に解党したようなもので、
最後までセンスがなかった、という感想しかないが。

かつて、自民党から政権を奪い、国民に政権選択が出来るという選択肢を
示しただけでも、存在意義はあったか。

そして、再び政権選択選挙、と与党自ら言わなければならない状況を作った
ことは、喜ばしいことだ。

前回のように大勝ちは望めなくても、
敵失(民進党のドタバタ、新党の準備不足)があり、
そこそこ行くだろうと、抜き打ち解散をしたが
予想以上に小池百合子陣営が勢力を伸ばしつつあることで
過半数を取れば御の字、というイメージも作りたいのだろう、
「政権選択選挙」と強調する。

衆議院選挙はいつも政権選択選挙であるはずだが、
最近はあまりにも野党がどうしようもなかったから、
首相の解散権にいいようにやられ、野党はコテンパンにやられていた。

今回は、その解散権の乱用への鉄槌のような気がする。

小池さんへの期待、というよりも、やり過ぎた与党へのお灸、ということではないか?

前のページ

希望と民進合流報道

次のページ

めっちゃ、時間がない、、、

政経電論の新着記事

  • 地球温暖化で収穫できる魚が変化。北海道白糠町が官民一体となったブリのブランド化への取り組み

    2024.11.6

  • 岸田外交は何を成し遂げたか

    2024.10.21

  • 今こそ求められる「社会教育士」、社会構想大学院大学が新講座を開設

    2024.10.1

  • 中国軍機による領空侵犯

    2024.9.28

  • 90周年を迎えたニッカウヰスキーのこれからの挑戦と課題、そしてパイオニア精神とは【爲定一智×佐藤尊徳】

    2024.8.21

佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

新着記事︎

  • 女性局フランスへ

    2023.08.04

  • シーリング効果

    2022.12.07

  • ロシア産原油輸入に上限価格設定

    2022.12.05

  • 記事一覧へ
RSSフィード