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編集長ブログ

ボクシング協会騒動終わり

2018.08.10

社会

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メディアも好きだよなぁ、と思う。

連日同じ話題を繰り返し流し続ける。日大、モリカケ、ボクシング、等々。

まあいいんだけど、ちょっと食傷気味になる。流すことないんだろうな。

もう少しなんか工夫がないのかと思うのは僕だけだろうか。

山根会長が辞任した。これは当然だ。暴対法が施行されて、反社会的勢力との付き合いは、ご法度だ。付き合いがある、と認めた時点で、辞任は不可避だろう。

年齢は関係ないが、78歳にもなるのに、ここまで地位に恋々としなくて良かったのに。

それはそれとして、山根氏が「東京オリンピックに参加できなくても、次のオリンピックもある、、、」という発言をして、批判を浴びた。

この真意は別にして、テレビのワイドショーでは、「この人のせいで出られなくなるかもしれないのに、無責任だ」と言うコメンテーターが多数いた。全く不勉強。ワイドショーは毎日やるので、もう少しちゃんと情報を入れてから話せよ、と思う。

ボクシングは、相次ぐ八百長や買収などの疑いと、国際ボクシング協会(AIBA)が今年1月にラヒモフ副会長(ウズベキスタン)を新会長代行に選出したことで、オリンピック自体への参加が許されない、ということもあるのだ。同氏は米財務省から「ウズベキスタンの代表的な犯罪者の一人で、ヘロイン売買に関わる重要人物」と指摘されているとある。そこをきちんと理解しているのか疑問。

確かに、暴力団との関係が明るみに出た山根氏のことで、JOCが認めない可能性も否定しきれないが。

ボクシング界がクリーンになることと、テレビのコメンテーターたちがもう少し勉強することを願う。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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