編集長ブログ

3月11日について思う

2016.03.11

社会

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今日は東日本大震災が5年前に発生した日だ。

まずは亡くなった方にご冥福を祈り、
行方不明者の消息が分かることを願う。

テレビは被災地の報道一色だ。
それはそれでいいと思うのだが、
昨日、埼玉県吉川市の中学校で
この日にお祝い給食が振る舞われるので
一部に不謹慎という声が出ていると報道があった。

馬鹿を言うなと言いたい。
では、この日に生まれて5歳の誕生日のお祝いの子も不謹慎か?
9月1日の関東大震災の日は?1月17日の阪神淡路大震災の日も?
3月10日東京大空襲、8月6日、8月9日原爆投下の日、、、

過去の悲惨な日は挙げればきりがない。

彼らにとって、中学卒業はこの一日しかない。

その当日、というのならまだ話は分かるが、
なぜ当人でもない人たちがお祝い事をしてはいけないのか?

津波の被害に遭われた方々は本当にお気の毒だと思うが、
それ以外にも様々な災難に遭った人はいる。

どうも、規模が大きく鮮明に覚えているものだけ
特別扱いをしているように思えてならない。

非難覚悟で言うのだが、
特に政治は平等であるべきだ。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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