編集長ブログ

NHKの受信料徴収合憲判断

2017.12.06

社会

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まあ、そうなるだろうな、と思ってはいたが。

最高裁って、面白い判決を出さない。

(司法判断だから面白い事である必要はないのだが)

その合憲性は別にして、もしこの裁判(NHKの受信料徴収が合憲か否か)で、違憲判断が出たら、その混乱がどうなるのか見てみたかった。。

屁理屈を付けてでも、合憲にするんだろうな、と思ってた。

政治判断でもそうだ。

一票の格差においては、法の下の平等において、絶対に違憲だろうと思うのだが、違憲状態、ということは言っても、違憲とは断じない。

違憲を表明した途端に、政治の継続性が断続されて、その選挙が無効になり、大混乱だ。
(区割りも、定数も直ぐには変えられないが、違憲で選ばれた国会議員が国会運営は有り得ないからだ)

だから、受信料徴収は違憲、という判決出してくれなかったかなあ。

でも、訴えられた人(60代男性)もよくやった。

だって、裁判する労力と経済的負担を考えれば納得しなくても受信料を払った方が、よっぽど楽だろう。

ご本人には大変失礼だが、僕と似ているところがある。

納得できなければ、経済的損失を被ったとしても、貫くというのは中々出来るもんじゃない。
(変な所に感心している)

大災害の時など、公共放送が果たす役割は大きいだろう。

しかし、下らない選挙の出口調査(次の日になればわかる)に数億円を掛けたり、受信料の徴収に600億円ものお金を掛けていることは納得できない。

それらの無駄を削りに削って、それこそ愛されるNHKになれ。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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