編集長ブログ

党首討論に思う。野党はここでもまとまれない、、、

2018.05.31

政治

0コメント

昨日、1年半ぶりに党首討論が開かれた。

イギリスのクエスチョンタイムを参考に、日本でも20年程前に導入されたのだが、野党側がそれよりも予算委員会の集中審議の方が、与党を攻めやすいということで、暫く開かれていなかった。集中審議でも野党の体たらくぶりはご存知の通りだが。

イギリスのクエスチョンタイムは党首討論とは少し違うが、毎週一度は首相に質問が出来る。

日本の場合は党首が出てくることで、論議が深まるはず、、、なのだが、持ち時間もあって、政策論議は深まらない。野党のアピールはこのようにわずかなのだから、そこで大いにアピールすればいいのだが、予算委員会とほとんど変わらない。

まず、問題は持ち時間にある。45分の時間を野党5人が議席の比例配分で分け合った(無所属の会は持ち時間が3分しかないので棄権)。一番多い立憲民主党が19分。以下はもっと短い。

それじゃあ、何の議論もできんだろ、、、45分でも短いと思うが、元々二大政党制の中で、出来てきた制度なのだから(イギリスは、最近で自由民主党などが躍進しているが、保守党と労働党の二大政党制が基本)、野党もまとまって一人に絞ればいいのに。

それぞれアピールしたいんだろうけど、こんなとこでもバラバラじゃあ、野党に期待はできんわな。

毎週開催してもらって、持ち回りで一人に絞ればいいのに。

ホント、やってることがもう万年野党でいいです、と言ってるようなもの。

このセンスのなさにはホント呆れるわ。

前のページ

また日大の話題で恐縮ですが

次のページ

完全にオタクの域に入ってきた、今日のブログ(競馬について)

政経電論の新着記事

  • 地球温暖化で収穫できる魚が変化。北海道白糠町が官民一体となったブリのブランド化への取り組み

    2024.11.6

  • 岸田外交は何を成し遂げたか

    2024.10.21

  • 今こそ求められる「社会教育士」、社会構想大学院大学が新講座を開設

    2024.10.1

  • 中国軍機による領空侵犯

    2024.9.28

  • 90周年を迎えたニッカウヰスキーのこれからの挑戦と課題、そしてパイオニア精神とは【爲定一智×佐藤尊徳】

    2024.8.21

佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

新着記事︎

  • 女性局フランスへ

    2023.08.04

  • シーリング効果

    2022.12.07

  • ロシア産原油輸入に上限価格設定

    2022.12.05

  • 記事一覧へ
RSSフィード