編集長ブログ

お笑い芸人闇営業に思う

2019.06.29

その他

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あまり関心はなかったのだが、闇営業を仲介したバンドー太郎が、自分ももらい事故のようなものとの発言をした。

びっくり仰天だ。相手が暴力団と知っていたなら仕事は受けなかった、と。その言葉は信じてもいい。そんな問題じゃない。我々は、契約をする時に必ず「反社会的勢力と関係ない」との契約書を交わす。万が一相手が反社会的勢力だと後でわかっても、自分を守るために契約書を巻くのだ。相手が身分を隠している場合ももしかしたらあるかもしれない。そのようにような疑われる相手とは仕事をしないが。

元々組織に所属しているのだから、事務所を通じて営業を取ればいいだけ。リスクは会社が負う。闇営業をしておいて、もらい事故などという神経が信じれられない。

マージンを取られたくないから、直接受けるんだろう。直接しか営業を頼めないような相手とは仕事をしなけりゃいいだけの話。マージン取られたくなかったら、フリーになれよ。所属しているメリットもあるけど、お金は自分で独り占めしたいだけだろ。

会社に属していて、そのクライアントから個人が仕事を受注などしたら解雇ものだ。この業界には社会的な常識が通じないのかね?

それにもらったギャラはちゃんと申告しているのだろうか?まともな組織であったら、きちんと領収書も発行してもらう。領収書をもらわなくてもいいような人(組織)のお金なんて、申告してない金だろう。まともじゃない。ギャラを申告してなければ脱税の疑いもある。みそぎをしたかったらその辺りもきちんとしたら?

しかし、以前友人の会社が吉本興業を通して芸人を呼んだことがある。確かに芸人本人に渡される金額は支払った金額からみるとかなり低かった。マージンが相当高いという印象があったのも事実だが。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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