3月11日について思う
2016.03.11
社会
0コメント今日は東日本大震災が5年前に発生した日だ。
まずは亡くなった方にご冥福を祈り、
行方不明者の消息が分かることを願う。
テレビは被災地の報道一色だ。
それはそれでいいと思うのだが、
昨日、埼玉県吉川市の中学校で
この日にお祝い給食が振る舞われるので
一部に不謹慎という声が出ていると報道があった。
馬鹿を言うなと言いたい。
では、この日に生まれて5歳の誕生日のお祝いの子も不謹慎か?
9月1日の関東大震災の日は?1月17日の阪神淡路大震災の日も?
3月10日東京大空襲、8月6日、8月9日原爆投下の日、、、
過去の悲惨な日は挙げればきりがない。
彼らにとって、中学卒業はこの一日しかない。
その当日、というのならまだ話は分かるが、
なぜ当人でもない人たちがお祝い事をしてはいけないのか?
津波の被害に遭われた方々は本当にお気の毒だと思うが、
それ以外にも様々な災難に遭った人はいる。
どうも、規模が大きく鮮明に覚えているものだけ
特別扱いをしているように思えてならない。
非難覚悟で言うのだが、
特に政治は平等であるべきだ。