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編集長ブログ

范氷氷(ファンビンビン)脱税

2018.10.04

その他

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僕は自分ではまだまだ若いつもりでいるのだが、世間では中年の年だ。

恥ずかしながら、この范氷氷という名前を知らなかった。

まあ、そんなことはどうでもいいのだが、最近ワイドショーなどでも賑わっていたので、何となく気になっていた。

昨日、SNSを更新して、自らの脱税に関して詫びる投稿があった。

本来納めるべき税金を逃れるなど言語道断だとは思うが、納める額にびっくりした。

認定された脱税額は約24億円。それに対し、重加算税や罰金を加えて約150億円弱を納付せよとのこと。

全力でかき集めて支払うとの意思を彼女は示し、年内に納めれば刑事責任は問われないということらしい。

総資産がいくらあるのかは知らないが、日本であったら、これだけの金額を脱税したなら、所得税法違反で必ず摘発されるだろうし、刑事訴追は免れない。罰金というのは、日本においては裁判(簡易も含む)にかけられてから決まるものだ。

ちょっと話は逸れるが、交通違反で、警官に切符を切られて納めるものは、全て罰金なのではない。駐車違反など軽微な反則で切られるのは、青切符と言われ、その後郵便局などに納付すれば済む。これは反則金。罰金とは、6点以上の罰則で、酒気帯び運転や、一般道での30km以上のスピードオーバーなど、赤切符を切られるもの。後に簡易裁判にかけられて、刑事罰を負うから罰金と言われるのだ。

日本でも、行政庁(例えば公正取引委員会など)が課徴金を科すことはあっても、罰金というのは刑事罰に掛けられるものである。

ということで、この范氷氷氏が負うものが罰金なのであれば、中国当局は絶大な権限を持っているということなのだろう。ま、それは言わずと知れたものだが。しかも、日本で24億円の脱税であれば、追徴課税や延滞税を入れても、おそらく1.5倍くらいまでしか取れないと思われる。延滞税も、当然出資法の範囲内でしか取れないので、20%以上の利息は課せられない。

他国のことだからどうでもいいのだが、6倍もの罰金額がどのような算定方法なのかちょっと興味津々だ。

勝手な想像。(貧富の差によって、社会不安が出たことで、その見せしめのための金額。また、他にも同様な手を使っている人間への警告。政府への不満を、このような摘発により正しているというアピール代。等々が入った値段なんだろうな)

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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