編集長ブログ

麻生大臣の発言、またかよ

2019.02.04

社会

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またかよ、という感じだ。報道で目にしただけで、真意がどこにあるのかはわからない。

しかし、二度も同じような発言をして問題になるようでは、大臣としては資質に疑問を呈してしまう。

昨年末も、麻生大臣は「子供を産まないのが問題」との発言をして、誤解を招いたとの釈明をしている。そして今回も同じような発言をした。釈明をした言葉を繰り返す、というのは確信犯か、単なる健忘症だ。どちらであっても、国の重責を担う人間としては不適切ではなかろうか。

確信犯なら人としてどうかと思うし、健忘症を患っておられるなら、お気の毒だが財務大臣は務められない。

安倍総理夫妻にも子供はいない。それも問題か?世の中には、様々な理由で子供を作れない人たちがいる。また、個人の自由で作らない人たちもいる。どのような理由があろうと、尊厳を汚されるべき事柄ではない。

ここまで繰り返し問題発言をしてそのままでいるというのは、国民の方が健忘症になっているのではないかと疑ってしまう。

発言の真意と前回の反省を行かさなかった理由は是非お尋ねしたい。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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