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編集長ブログ

自民党総裁4選論急浮上

2019.03.27

政治

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自民党総裁4選論が浮上している。発信元は二階幹事長だと思われる。前回、総務会長時に3選への道筋をつけ、幹事長に抜擢され今に至る。

二階派は領袖である二階氏が恒例ということもあり、総裁候補にはなり得ないし、派閥の中にも次期総裁候補と目される人はいない。43人と急成長した二階派の権勢を保つためには政権の中枢にいることが肝心だ。民主党で要職を務めてきた細野豪志氏を自らのグループに入れるなど、何でもありだ。

僕の兄貴分・幻冬舎の見城さんも、このような信念のない政治家は即刻辞めて欲しい、とツイートしているが正にその通り。

しかし、安倍首相が安定していることもあり(野党がだらしなさ過ぎるということも否定できないが)、自民党内でも4選論が台頭しているのは事実だ。

石破氏は反主流派だし、岸田氏はどうも押しが弱い(個人的な感想)し、安倍首相に代わる選挙の顔になる人も見当たらないという事情もあるだろう。

トランプ氏やプーチン氏との関係も、次期の人と比べればアドバンテージを持つ。

自民党の内規なので僕が口を出すこともないのだが、与党である以上、総裁が総理だ。決めるのは国民なのだが、アメリカや韓国は最高権力者に期限が付いている。権力は腐る、と言われているように、超長期政権はイエスマンが増え、茶坊主ばかりが周りを固めることによる弊害も多い。新しい発想も生まれなくなる。

経営者でも創業者でなければ、10年以上続くとその組織は腐ると個人的には思っている。日産のゴーン氏がいい例だし、ずっと居座り続ける経営者がいるテレビ局は視聴率もダダ下がりだ。

僕は政経電論の創刊号にも登場してくれた安倍首相が個人的には大好きで、人柄も信用している。しかし、日本国総理が、自民党の内規を二度も変えてまでその座に居座ることには疑問符が付く。

主要国ではドイツのメルケル首相が14年と長いが、選挙で負けたこともあり、次の任期で交代は必至と言われる。長過ぎたツケが来たと思う。

安倍首相自身は4選を否定するが、周りの思惑もあり、参議院選挙でそこそこ勝てば、4選論が益々広がっていくように思う。さて、どうなることか。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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