イベント上限1万人はさすがに整合性が取れない
2021.06.16
社会
0コメント6月20日で期限が切れる緊急事態宣言。おそらくまん延防止等重点措置に移行されるのだろう。僕は五輪開催に向けてこのようになるというのは予想通りなのだが、大規模イベントの収容人員を1万人まで引き上げるのではないかと言われている。
これはアカンだろ。この緊急事態宣言が出される前はまん延防止等重点措置が出されていたが、その時には大規模イベントの収容人数は、収容率の50%以下か、5000人を上限として、その少ない方を選べ、とあった。
ワクチンの接種が進んでいるとはいえ、集団免疫ができると言われている接種率60%までははるかに及ばない。
それを、緊急事態宣言からまん延防止等重点措置に引き下げるから、収容人員を1万人まで引き上げるというのは、五輪を有観客にして、国立競技場に1万人まで入れるということ以外、考えられない。
前回のまん延防止では、5000人で今回は1万人というのは、理解を得られまい。五輪開催反対派ではない(だからと言って特に賛成派でもない)が、さすがにこれは駄目だ。