ISの首都ラッカ陥落
2017.10.17
社会
0コメント国際テロ組織ISが事実上崩壊した。
これでテロの脅威が薄まったかというと
そうは思えない。
ISの前はアルカイダというテロ組織があったし、
ゲリラと呼ばれるテロ集団はいくつも存在する。
イスラム圏には、シーア派、スンニ派、クルド人などの
民族間で対立構造がある。
古くはイラン―イラク戦争も
スンニ派対シーア派の対立が激化したものだ。
イスラム教徒でない僕には、
よく分からない構図だが、
この民族間の不公平感をなくさなければ、
テロはなくならないんだろうな、といつも思う。
サウジはスンニ派の王族が国を治め、
シーア派は冷遇されていると不満を持っている
と言われるし。
民主主義国家ではなく、
世襲の彼らは
王族は競走馬も多数所持して、
その豪遊ぶりが報道されるたびに、
北朝鮮と変わらなくね?とか思ってしまうのだが。
核開発もしてないからか、
それは言い過ぎなのだろうが、
中東にはそのような問題が一杯ある。
中国だって、多民族国家で
チベット問題など色々抱えているが。
ミャンマーも少数民族ロヒンギャへの
人権侵害が国際的に非難を受けている。
なぜ、他民族、異文化を理解しようとしないのか?
トランプ大統領のように
自国ばかり潤わせて、
貧困と、この問題を解決しないと
テロはなくならない。