昨日はダービー
2018.05.28
日常
0コメント昨日はダービー。
雨が降らなければ、ほぼ毎年府中競馬場に行って観戦。
競馬歴30年(だからと言って、馬券が取れる訳でもない)の僕にとって、やっぱりダービーは格別だ。競馬関係者(僕は違うが)にとって、ダービーは特別なレースだという。ダービーを取れば、騎手には一生ダービージョッキーという称号が付いて回る。
思い出されるのは今から28年前のダービーだ。オグリキャップの登場もあり、空前の競馬ブーム。前売りチケットがないと、競馬場に入れなかった。史上最多の20万人弱の人が府中競馬場に詰めかけた。
記憶の限りでは、距離やコースの得手不得手ということで、メジロライアンが1番人気。武豊騎乗の皐月賞馬ハクタイセイが2番人気。皐月賞で1番人気で2着に敗れたアイネスフウジンが3番人気だった。
ハクタイセイの父は、ハイセイコー。地方から中央に出てきてその圧倒的な強さから、地方の星ということで、人気も博した。その当時のオグリキャップに通じるところがあったが、得意な距離は2000mまでで、ダービーの2400mは長いと判断して、アイネスフウジンとメジロラインへの1点勝負。
当時学生(20歳を超えても学生は競馬法で馬券の購入はいけない。けど、もう時効ということで)だった僕は、1万円しか買えなかったが、それでも当時は大勝負。ハクタイセイが来たらごめんなさいだ。
逃げるアイネスフウジンを、4コーナーでハクタイセイが捉えに掛かる。しかし、やはり距離の壁かハクタイセイは伸びない。アイネスフウジンは、バテることなく、直線を進む。後ろの方から猛然とメジロライアンが襲い掛かったところがゴールだ。確か、当時のダービーレコード(2分25秒3 競馬に関してはすげー記憶力)だった気がする。因みに、安田記念のオグリキャップもレコードで1分32秒4だったはず(両方ともネットで調べてない。だから何だ、という声も聞こえてきそうだが)。
レース後は苦労人の騎手・中野へのコールが巻き起こった。馬券も取ったし、こんなに気持ちのいいダービーはない。それ以外にもダービーは結構取っているのだが、一番印象に残るレースだ。
昨日はダノンプレミアムを外さなかったので、馬券は取れなかったが、非常にいいレースで満足してる。
楽しい一日だった。馬券が取れたら、もっと楽しい一日だったろうけど。