編集長ブログ

感謝・肯定・奉仕

2018.06.19

日常

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前職のボスは、よく表題の言葉を使っていた。きれいな言葉だ。

と言っても、これを全てにおいて実行するのは難しい。

彼がなぜこの言葉を好きだったかというと、51歳の時(もう、僕は今年51になる、、、)に脳卒中で倒れて、左半身不随になったことに起因する。

簡単に言うと、病気で倒れたことで、人の痛みを知り、生かされていることに気付いたのだとか。(なんでも肯定して感謝するのだったら、あれだけ僕のことを叱らなくても、と思うのだが)

災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
これはこれ災難をのがるる妙法にて候

とは、良寛和尚の言葉で、起きた事象を素直に受け入れることだ、との教え。

このような言葉をよく唱えていたので、僕もそうすることにした。

反省することは必要だが、起こった事を受け入れて後悔しないようにするのが、自分の為でもある。

やり直すことはできないのだから、後悔しても仕方がない。

起きたことを肯定して、生かされていることに感謝して、社会に奉仕する、というのは確かにいいことだ。

ま、わかっているけんだけどね。。。

さて、前向きに生きないと。

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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