参院定数6増は与党の横暴
2018.07.12
政治
0コメント細かく言う必要もないだろう。
参議院の1票の格差是正で、参議院の定数を[6]も増やす、ということを参議院で可決してしまった。
これには驚いた、というよりも呆れたし、大きな怒りを覚えた。
野党が言う通り、党利党略以外の何物でもない。
人口減少のこの世の中、効率化も叫ばれ、職種によっては人手不足も激しい。
国会議員の数を増やすとか、全く意味が分からない。
1票の格差を3倍以内に抑えることが、一応の大義なのだろうが、減らして合わせりゃいい。
要は、以前合区となった高知県と徳島県では、各県から改選議員が一名ずつ出ているが、選挙区から二人出すわけにはいかないので、比例の定数を増やして、特定枠で押し込もうという魂胆だ。もし、そうでないと言うならば、来夏の選挙では、特定枠を使って出すなよな。有り得ない。
しかも、この特定枠は以前廃止になった拘束名簿式を復活させるということだ。
以前は各種団体の候補者を比例順位の上にして、本人の得票数に拘わらず当選させるというもの。
各種団体の支持を得る為に実施していた。全くかつての自民党(公明党もだが)に逆戻りだ。
ばかばかしい。得票が低くても、党が上の方の順位に上げていれば、当選が確実になる。
僕はセンスのない今の野党を応援するつもりもないが、このような党略で議員定数を増やす与党は許せない。次の参議院選では、国民の意思表示を示すべきだと思う。
久しぶりに怒りが込み上げてきた。