編集長ブログ

日曜日にある天皇賞は大混戦

2018.10.26

日常

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さすがに三週連続競馬の予想というのも、政治・経済の専門誌の編集長がどうかな、とは思うが、これは僕の勝手なブログなので許して頂こう。

下落が止まらない株価や、11月から始まる国会等、話題はいくつかあるのだが、日曜日は政経電論のスタッフも一緒に競馬観戦に行くので(完全に私用だが)、ここは。

明日、結婚式に呼ばれて福岡に入る。夕方到着で式に出た後、朝の便で東京に戻り、そのまま府中競馬場に。完全にアホだ、と自分でも思うのだが、毎日王冠(天皇賞の前哨戦のようなもの)を見て興奮しながら、よし、みんなで天皇賞に行こう!とグループラインを送ってしまった手前(しかも、競馬初参戦の人も来る)、福岡観光もせずに戻る。結婚式があることは後で思い出した、、、、

毎日王冠を鮮やかに逃げ切った一番人気のアエロリットが、天皇賞に出ても人気を背負うだろうと踏んでいた。しかし、僕は買うつもりがない。他の馬のオッズが高くなると思っていたのだが、出馬表を改めてみると、出ようが出まいが有力馬が五指に余る。難解だ。

アエロリットは天皇賞は回避。完勝だったから、出ると思ったのに、別のレースに向かうとは。牝馬で斤量も前走の54キロから2キロ増だし、同じ舞台(200m延びるが)とは言え、開幕週とは違って、芝も痛んできているので、簡単には逃げ切れないはずと踏み、出てきたらしめしめと考えていたのに。(勝ち切ってしまったかもしれないが)

13頭立てなのに、めっちゃ難しい。もともと秋の天皇賞は難しい。府中の距離2000mのレースは、長距離馬と中距離馬が混ざり、適性が判断しずらい。マイラー(1600m得意)の馬も、地力があればなんとか勝ち切れるし、ステイヤー(長距離馬)もこのタフなレース(府中は直線も長く、坂があるので平坦なコースの2000mとは訳が違う)だと、他の馬がバテてしまい、やはり勝ててしまうのだ。切れ味だけのマイラーよりも、力を要する長距離馬が勝つ傾向がある。春の天皇賞(3200m)はステイヤー、京都のマイルCS(1600m)はマイラーが勝つ。天皇賞はGⅠの中で最も難しいレースだ。まあ、簡単だと思ったレースも外れることの方が多いのだが。

予想する前に、もう900文字も書いてしまった。どうも競馬の話題になると熱くなる。

狙っていたのはステルヴィオなのだが、これも不出走。ルメールを確保できなかったのがその要因か。こちらもマイルCS に回る予定。ジュヴァルグランも回避だということで、みんなで行こう!と言っていた時とは予想も大きく変わってしまう。

ルメールが選んだレイデオロ、ルメールから乗り変わりだが、武豊騎乗のダービー馬マカヒキ、デムーロのレイデオロの三頭を中心に、サングレーザー、キセキ、ミッキーロケット、アルアインまで来そうな馬がいる。

しかし、7頭も選んでいては買い目がいくらあっても足りない。前回は5頭に絞ったのに、欲が出て縦目を食らい、外してしまったが。

1番人気に押されているレイデオロは、安田記念以来の久々ということで、対抗までにしよう。久々以外は、ほとんど非の付け所がないのだが(だから1番人気)、これは何か理屈を付けねばならないので。

本命は3番人気(金曜夜の時点では2番人気に上がった)、ルメールが二頭のダービー馬の中から選んだレイデオロ。ダービー(府中競馬場)馬で、JC(府中競馬場)2着と、ともに2400mだが、府中競馬場での実績は申し分なく、左回りは走るとみた。これだけではレイデオロ以上の評価には少し弱いのだが、前走のオールカマーも1着ということで。

マカヒキは上記二頭よりも評価は下げよう。前走の札幌記念で同タイム2着と復調なったとはいえ、ダービー以来日本での勝ち星はない。押さえまで。当日、馬場が渋って良馬場以外なら評価を上げてもいいのだが。

8番人気(書いてる時点ではそうだったが、もう3番人気まで買われてしまった)のサンクレーザーは穴として狙って面白い。マカヒキを札幌記念で押さえて一着だし、春は府中の安田記念で0秒2差の5着。近走の成績もいいのだが、どちらかと言えばマイラー色が強く、府中の2000mがどうか。それでも、2000mの札幌記念を勝ち切ったので、マカヒキよりも上位に入れてみたい。

4番人気(金曜夜の時点では8番人気まで落ちた。牝馬だしそりゃそうだろ)の大魔神佐々木氏の馬、ヴィブロスは全く眼中にない。なぜ4番人気と買われているのか理由も見当たらない。カモだ。

あと、名前を出した馬の中で、アルアインは回す余裕があれば、押さえてもいいか。

 

 

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佐藤尊徳

株式会社損得舎
代表取締役社長/「政経電論」編集長

佐藤尊徳さとうそんとく

1967年11月26日生まれ。神奈川県出身。明治大学商学部卒。1991年、経済界入社。創業者・佐藤正忠氏の随行秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。雑誌「経済界」の編集長も務める。2013年、22年間勤めた経済界を退職し、株式会社損得舎を設立、電子雑誌「政経電論」を立ち上げ、現在に至る。著書に『やりぬく思考法 日本を変える情熱リーダー9人の”信念の貫き方”』(双葉社)。
Twitter:@SonsonSugar
ブログ:https://seikeidenron.jp/blog/sontokublog/

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