森永のチョコフレークが生産中止に
2018.10.30
その他
0コメント子供のころから慣れ親しんでいるお菓子が相次ぎ生産中止になるという。
関東地方ではカールが食べられなくなった。「それにつけてもおやつはカール♪」というCMは子供心に焼き付いていた。そして、森永のチョコフレークも来年6月で生産中止ということだ。
僕が関係している西麻布のバーでは、僕のチャームは森永のチョコフレークだ。ある時に、見た目は全く同じだが、Fマートの類似品をこっそりと出された。全く味が違う。「おい、これいつものと違うだろう」と言うと、「あれ?気が付きました?」と。当たり前だ。子供の頃から食している。それくらいわかるわ。
とまあ、こんな私事はどうでもいいのだが、「キスミント」も生産中止だ。
一説には、スマホの台頭が一因であるとも。確かに、チョコフレークやカールなどは素手で食べていると手がべたつく。スマホを操作するのに、具合が悪いというのだ。食べてる時には操作しなけりゃいいのに。
と言っても、時代背景というのはこういうところにも出てくるものなのだと妙に感心してしまった。
味覚も変わって来ているのだろう。今は飽食の時代で、なんでも物が溢れている。子供の頃のように、チョコレートや飴玉などへの憧れも少なくなってきている。我々の時代は、駄菓子屋に10円玉を何枚か握りしめて、好きなものをいくつか買うのが贅沢だった。今ではコンビニが至る所にあり、町の駄菓子屋などはほとんど見かけない。親世代の健康ブームもあり、スナック菓子などもあまり食さなくなったのだろう。
子供たちも通信費やゲーム代などにお小遣いを回し、お菓子は後回しということもあろう。
こちらも50歳を越えて、チョコフレークやカールでもないのだが、子供のころから慣れ親しんだものが亡くなるのはなんだか寂しい気持ちになる。